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新富町に「呑気(のんけ)」がオープン!銀座でバー2店舗を運営するオーナーママが初の居酒屋業態に挑戦。料理は渋谷の人気店「KAMERA」のシェフが監修

12月5日、新富町に「呑気(のんけ)」がオープンした。運営は銀座でバー「Bar Lei」「Sunds」を運営するレイ(東京都中央区、代表取締役:浅沼ゆう氏)。初の食事メインの業態の開業にあたり、料理は渋谷「KAMERA(カメラ)」のシェフ亀谷剛氏がプロデュース。女性スタッフのみで切り盛りする小ぢんまりとした酒場は、中高年男性から独り呑みを楽しむ女性まで、誰もが気兼ねなく寛げる空間として親しまれている。


エステティシャンから転身し、オーナーママに。次に作りたかったのは「料理が美味い店」

「呑気」があるのは新富町駅と八丁堀駅、どちらからも徒歩5分以内の場所。オーナーの浅沼氏は以前から次に店を出すなら食事がメインの店を考えていたと話す。「私はこの近隣になじみがあるのですが、この界隈には1人で行きやすいお店が少ないんです。だったら自分で作ろうと物件を探している時に、お客様のご紹介で、新橋で間借りの料理屋を開いていた鹿戸と出会いました。プライベートな友人として関係を築く中で、自然と一緒にお店をやろうという流れになりました」。

浅沼氏の前職はエステティシャン。20代半ば頃、知人に誘われて銀座のバーで働き始めたのをきっかけに飲食業に楽しさを覚えて転身し、32歳で独立した。学生時代にも飲食店でアルバイトはしていたものの、キッチンの経験は少なく、料理ができる人材を求めていたという。一方、現在、店長を任されている鹿戸悠真氏はエー・ピーカンパニー(東京都豊島区)、ミナデイン(東京都港区)の出身。退職後、独立を目指して間借り営業を行っていたが、次のステップを考えていた際に浅沼氏と出会い、良いタイミングだったと語る。

当初は2人でメニューのアイデアを出し合い、試作もしてみたがピンと来ず、浅沼氏の古い友人である「KAMERA」の亀谷氏に料理の監修を依頼することに。「メニュー構成についてお伝えしたのは、唐揚げや焼売などのなじみのある居酒屋メニューに、亀谷さんならではのエッセンスを入れてほしいということ。それから、料理の経験がない私にも作れるような、なるべく工程の少ないレシピで、とお願いしました。もともと亀谷さんのお料理が好きだったので、信頼してお任せすることができました」。

キッチンに貼ったアースカラーのタイルや木製のハイスツールなど、ナチュラルでやわらかい印象を与える空間は“女性の部屋”がコンセプト。そのせいか、ターゲットと定めた男性客に加えて、一人でふらっと立ち寄る女性も少なくないという。

店を構えるのは、新富町駅と八丁堀駅を繋ぐ新大橋通り沿い。内装のコンセプトである“女性の部屋”に合わせ、暖簾は暖色系を選んだ

わずか8坪ながら、窮屈さを感じさせない店内。居心地の良さから週2、3ペースで通う常連客も

店舗データ

店名 吞気(のんけ)
住所 東京都中央区入船2-1-11
アクセス 新富町駅、八丁堀駅から徒歩3分
電話 050-3690-4062
営業時間 平日11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~24:00 (料理 22:30LO、ドリンク23:30LO)、土曜16:00~23:00
定休日 日、祝日
坪数客数 8坪13席
客単価 ランチ1100円、ディナー5000円
運営会社 株式会社レイ
オープン日 2022年12月5日
関連リンク 吞気(Instagram)
関連リンク KAMERA(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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