ヘッドライン

「青山一丁目たぬき」が開業。subLimeから独立したStyLeの最新店舗、「〆の自家製麺が美味しい大衆酒場」を目指し、大衆酒場不毛の青山一丁目でニーズを刈り取る


定番がちゃんと美味しい、だけどちょっと面白さもある大衆酒場、〆には自家製麺

「青山一丁目たぬき」では、大衆酒場不毛の地・青山一丁目で「本気でいい大衆酒場をつくる」をテーマに据えた。「最近の若者向けの流行りを取り入れた店は疲れてしまうし、かといってクラシックな老舗酒場も敷居が高い。自分が行きたいと思う、“ちょうどいい酒場”。映えに走りすぎてない、定番がちゃんと美味しい、だけどちょっと面白さもある、そんな店を目指しました」。

そしてオリジナルの「自家製麺」もフックのひとつ。「飲んで食べた後に、美味しい〆の麺があるという、使い方のわかりやすい店を目指しました。ラーメンでもうどんでもない、独自につくるオリジナルの麺で『自家製麺』と謳っています」。

フードは約50品。酒場の定番「牛もつ煮込み」(580円)から「まぐろぶつ」(680円)、「たたき胡瓜」(380円)、「煮卵ぽてさら」(480円)、「ハムエッグ」(500円)、「やきにく」(780円)、「ちくわの磯部揚げ」(580円)、あてまき各種(580円)まで。奇をてらわず、「わかりやすく美味しい」を目指した品が中心だ。一方で、「皿焼売」(500円)や「温キャベツ」(380円)、「焼き豚 IN 博多」(580円)など、ちょっとひねりを加えた驚きある品も。串カツも11品(1本180円~)用意し、使い勝手の良さを高めている。〆の自家製麺は、「定番」「つけ」(各600円)、「生姜焼き」「豚キムチ」(各650円)の4品。コシの中に弾力を感じられる細麺。かん水などの添加物不使用で、店内で製麺。1杯半量で、一人一杯の注文を推奨する。

ドリンクも使い勝手のよさを重視し、幅広くそろえる。ハイボールやサワー(380円~、メガサイズ680円~)、静岡のお茶店から仕入れる茶葉のお茶割り(各480円)、「生ビール」(580円)、「ホッピーセット」(580円)、焼酎・果実酒(480円)、日本酒(一合450円~)、「金宮焼酎」の飲みきりボトル(600ml、1600円)など。ラインナップはベーシックが、ドリンクごとにうすはりグラスやジョッキなどで細かく変えているのが密かなこだわりだ。日本酒居酒屋を運営していることから日本酒の仕入れにも強く、珍しいもの含め様々な銘柄をその時々で用意している。

メニュー表の先頭に赤文字で表記する「牛もつ煮込み」。和牛をモツだけでなく肉の部分までふんだんに使い、数種類の味噌を合わせた秘伝の味わい。カウンター上で存在感を放つ鍋から盛り付けて提供。煮込み鍋は内装デザインの時点から絶対に置きたいと決めていたもの

面白みを取り入れたメニューのひとつ、「焼き豚 IN 博多」。博多の豚骨ラーメンの具をイメージし、チャーシューに紅ショウガをのせ、好みで白ゴマをトッピングする

自家製麺の「定番」は、かけうどんのような仕立て。出汁の香り豊かだけどあっさりとしたスープで〆にぺろりと食べられる。ほか、つけ麺のような濃厚なスープにつけて食べる「つけ」、豪快に麺の上に生姜焼きをのせた「生姜焼き」なども

店舗データ

店名 青山一丁目たぬき
住所 東京都港区南青山1-3-6 都営南青山一丁目アパート6号棟 1F

 >> GoogleMapで見る

アクセス 青山一丁目駅から徒歩3分
電話 03-6384-5350
営業時間 【月〜金】16:00〜24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30)【土】16:00〜23:00 (フードLO22:00、ドリンクLO22:30)
定休日 日曜
坪数客数 24坪50席+テラス席
客単価 3000円
運営会社 株式会社StyLe
オープン日 2022年11月11日
関連リンク StyLe(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集