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京都で6店舗を展開するMASTERMINDが東京初出店!京野菜や生パスタがウリの大衆イタリアン酒場「taverna ハル」が大手町にオープン

10月9日、大手町パークビルディング地下1階、飲食店が並ぶ「よいまち」内に「taverna ハル」がオープンした。運営はMASTERMIND(京都市下京区、代表取締役:金井哲郎氏)、創業19年、現在は京都で和食やイタリアン、焼肉、ギョウザ専門店など9店舗を展開。10店舗目となる今回は初の東京出店だ。既存店で人気の生パスタや京野菜を織り交ぜた料理をウリにした大衆イタリアン酒場。東京のビジネス街で新たな一歩を踏み出した。


借金返済のアルバイトを機に飲食業界へ。サービスの楽しさに目覚めて独立

大手町一丁目一番地。日本のビジネスの中心地にある三菱地所による大手町パークビルディング、その地下1階は飲食店が連なる商業ゾーンの「よいまち」だ。以前はワインビストロ「SARU」だった区画に、「taverna ハル」がオープンした。

運営のMASTERMINDは、2003年にオープンした和食「ごはんや蜃気楼」を皮切りに、イタリアンの「Ristorante美郷」「DINING+CAFE&BAR閏(うるう)」「Cucina Italiana東洞」、居酒屋「酒場たいげん」、焼肉の「Brisket RONY(ブリスケ ロニー)」、「ぎょうざ処 亮昌(すけまさ)」など幅広いジャンルの飲食店を京都市内で9店舗展開する。今回の「taverna ハル」は、同社にとって初の東京出店だ。

MASTERMINDの代表、金井哲郎氏の来歴はこうだ。氏は兵庫県出身、京都に来たのは大学進学がきっかけだ。将来は公務員になろうと考えていたものの叶わず、アパレルに興味がありアクセサリーを取り扱う会社に就職。「3年ほど勤務しましたが、当時、経費という概念がなく自腹で色々なものにお金を使っていたんです。そうしたらどんどん借金が膨らんでしまって……」と金井氏。会社を退職し、借金返済のために始めたのが飲食店のアルバイトだ。昼はレストランでサービスマンとして働き、夜はパン工場に勤務。身体を酷使する毎日だったがその甲斐あって1年弱で借金返済が済んだという。ハードな毎日を送る中でも、飲食店の仕事に魅力を感じた金井氏はその後の方向性を飲食業界に定めた。「アパレルの接客は、何となく商品を見ているお客様に声をかけても遠慮されてしまうことも多い。しかし、飲食店に来るお客様は、既にお金を使う気で来ているのでウェルカム状態。コミュニケーションを取るのがすごく楽しかったんです」と金井氏は笑う。そして「ごはんや蜃気楼」をオープンして独立。その後も京都を拠点に多彩なジャンルの店舗を京都市内で展開。「京都をベースに展開しているので、同じ街に同じ業態は必要ないなと。その時でやりたいことはそれぞれあるし、人との出会いを大事にしながらその時その時で業態を作っています」と金井氏。

大手町駅直結の高層ビル、大手町パークビルディングの地下1階「よいまち」内にオープン

店舗データ

店名 taverna ハル(タベルナ ハル)
住所 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング B1F

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アクセス 大手町駅から徒歩1分
電話 03-5962-9920
営業時間 【月~金】11:30~14:30(LO14:00)、17:30~23:00(LO22:30)【土】11:30〜14:30(LO14:00)、17:30〜21:00(LO20:30)
定休日 日曜、祝日、不定休で土曜
坪数客数 15.8坪25席+立ち飲み4~5人
客単価 ランチ1100円、ディナー6000円
運営会社 MASTERMIND株式会社
オープン日 2021年10月9日
関連リンク taverna ハル(Instagram)
関連リンク MASTERMIND(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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