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門前仲町に「焼匠 七枚の鉄板」が開業。「オリエンタル酒場JILI」、「お座敷ビストロ ニューJILI」を展開するSN FOOD LABの同エリア3店舗目

10月7日、門前仲町に「焼匠 七枚の鉄板」がオープンした。肉料理やロメスパ、ワインを売り物に、“昭和”のエッセンスを散りばめた鉄板ビストロだ。運営は、同じく門前仲町で「オリエンタル酒場JILI」と「お座敷ビストロ ニューJILI」を展開するSN FOOD LAB。2016年、佐々木 絢氏と野本龍隆氏の2人で立ち上げた同社は、こうして創業から3年で同店含め3店舗を展開するまでに成長。次第にスタッフが育ち、創業メンバーからスタッフ主体の運営にシフトし、次のステージへと歩みを進めつつある。

門前仲町の永代通り沿い、奥まった入口から階段を上った先の2階で営業
全7卓で鉄板が7枚あることから「七枚の鉄板」。テーブル席と奥は掘りごたつ席になっている。もとの造りを生かしながら、ぬくもりを感じる空間に仕上げた
4000円コースの一部。「低温調理した牛ヒレ肉のタルタル~キャビアを載せて~」、「発酵トマトを使った肉屋のミートソース」など、同店の名物を一通り楽しめる
4000円コースに含まれる「フォアグラとポルチーニの和牛すき焼き~トリュフの卵黄添え~」。鉄板で煮える割り下にさっとくぐらせ、トリュフをのせた卵黄に絡めて食べる
「お座敷ビストロ ニューJILI」料理長の飯野一樹氏(写真左)と、「焼匠 七枚の鉄板」店長の大木崇裕氏

門前仲町で創業から3年で3店舗を展開

SN FOOD LAB(東京都江東区、代表取締役:佐々木 絢氏)は、バーテンダー、ソムリエ、サービスマンとして経験を積んできた佐々木 絢氏と、料理人の野本龍隆氏の2人で創業。2016年11月、門前仲町に「オリエンタル酒場JILI」(ジリ)」をオープンした。本格中華をバルのように気軽に楽しむスタイルを打ち出し、多くの店がひしめくこのエリアで早々に人気店の仲間入りをした。次いで2018年10月には、その至近に「お座敷ビストロ ニューJILI」を開業。洋食の経験豊富な料理人、飯野一樹氏が仲間に加わったことから大衆洋食というコンセプトに挑戦し、こちらも業績は好調だ。

物件ありきで業態作り。設備やスタッフの得意分野を生かして鉄板ビストロに

「焼匠 七枚の鉄板」の開業は、馴染みの不動産業者から物件を紹介されたことがきっかけだ。商店街沿いの雑居ビル2階で、元はお好み焼き店の居抜き。業態は物件ありきで考え、各客席に配備された鉄板を生かそうと鉄板焼きにたどり着いた。「周辺にお好み焼き店は多いので、それ以外の業態にしたかった。ちょうど、スタッフの大木崇裕がスペイン料理の経験が長く、鉄板料理も得意。彼のエッセンスを交えながら、飯野シェフが得意とする肉料理も加え、目の前の鉄板で焼き上げるシズル感を楽しみながら、ワインをガブガブ飲める鉄板焼き居酒屋を思い描きました」と代表の佐々木氏は話す。

塊肉やアヒージョに加え、ロメスパなど“昭和”を感じるメニューも

メニューには“昭和”のエッセンスを散りばめた。それを象徴する品がロメスパだ。ロメスパとは昭和の日本発祥の太麺の炒めスパゲティのことで、同店では「謹製 昭和の懐かしナポリタン」(1000円)、「王様の“ミートスパゲティ”」(1380円)に加え「本日のロメスパ」(時価)を用意。麺は180gから、「絶望盛り」と称した500gまで、すべて同一価格で提供するので大盛ほどお得だ。「厚切りベーコン」「目玉焼き」(各300円)などトッピングも用意する。

「肉屋の肉料理」とカテゴライズした肉料理も目玉。グラム量り売りの塊肉は「ハンギングテンダー(サガリ)」(g/10円)、「牛イチボ」(g/14円)などで、鉄板で豪快に焼き上げる。その他にも「数量限定!和牛のビーフシチュー」(時価)、「肉屋の激旨!!ハンバーグ!!」(1480円)をはじめ酒が進む肉料理が充実。「名物!!大噴火魚介たっぷりこぼれアヒージョ」(1500円)も名物のひとつで、エビやイカ、貝類などを溢れんばかりに盛り付け、鉄板で温めてぐつぐつと煮えたぎる状態で提供する逸品だ。

ドリンクはワインを中心に揃える。グラス(700円~)や、ワインをキリンレモンで割った「名物!ワインスカッシュ」(赤・白 各種600円)も。その他、ハイボールやチューハイが550円~。ボトルワインは2980円から用意。ソムリエの資格を有する佐々木氏がコスパのよい旨安ワインを中心に厳選。「営業中は少人数でオペレーションをまわすため、手数の多いサワーやビールよりもボトルワインをお得な価格設定にして訴求しています」と佐々木氏。

オープンから約1カ月。「10月は既存店のお客様や近隣の飲食店仲間に支えられて順調な滑り出しでした。これから年末に向けてさらに盛り上げていきたい」と佐々木氏は意気込む。3500円~5000円のキャビア、フォアグラ、トリュフの世界三大珍味を盛り込んだ豪華宴会コースを打ち出し、忘年会・新年会の獲得に注力していく。

少数精鋭で運営。今後はスタッフ主体の店舗展開に舵を切る

現在、スタッフは佐々木氏と副代表の野本氏を含め計4名。「当社のスタッフは個々の能力が高く、大変ながらも少ない人数でこなしています。彼らの頑張りにこたえるためにも、今後はスタッフ主体の店づくりを推進し、活躍のチャンスにあふれる社風を作っていきたい」と佐々木氏。野本氏は、「我々2人で店舗作りはもう十分やってきたので、今後はスタッフを主役に世代交代をしたい。独立支援も、丸投げではなく、資金面含めてサポートできる体制を整えていきます」と話す。

今後の展開エリアは門前仲町以外も視野に入れているという。「次は銀座、赤坂、新橋など、我々に馴染みがあり、かつ飲食店のポテンシャルが高いエリアがいいですね」と佐々木氏と野本氏。「当社のスタッフは料理の経験が豊富なので、どんなジャンルや業態にも対応できるのが強み。物件や立地ありきで最適な業態を作っていきたい」とも話す。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 焼匠 七枚の鉄板(やきしょう ななまいのてっぱん)
住所 東京都江東区富岡1-10-8 湯原ビル2F
アクセス 東西線門前仲町駅1番出口から徒歩1分、大江戸線門前仲町駅から徒歩3分
電話 03-6458-8997
営業時間 【月〜金】18:00〜翌5:00【土祝】18:00〜24:00
定休日 日曜
坪数客数 11坪24席
客単価 4000~5000円
運営会社 株式会社SN FOOD LAB
オープン日 2019年10月7日
関連リンク オリエンタル酒場JILI(記事)
関連リンク お座敷ビストロ ニューJILI(記事)
関連リンク 焼匠 七枚の鉄板(FB)
関連ページ SN FOOD LAB(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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