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博多の繁盛店メーカー、コマツグループが東京進出!「コマツ神田 西口商店街」が開業。9月には日本橋にも出店、2店舗連続オープンで攻勢に出る

5月18日、神田西口商店街に「コマツ神田 西口商店街」がオープンした。福岡・博多のカラーを取り入れたつまみとドリンクが楽しめる8坪ほどの気軽な欧風酒場だ。運営は、福岡で9店舗を展開するCOMATSU(福岡県福岡市、代表取締役:松村宗孝氏)、同社にとって東京初出店となる。次いで9月27日にはコレド室町テラスに「博多ニューコマツ」が開業予定。博多の大ヒットメーカーの2店舗連続東京出店とあって、話題を呼んでいる。

神田西口商店街の奥に立地。「出身地の久留米や福岡の西新の商店街と雰囲気が重なり気に入った」と松村氏
接客力の高さもCOMATSUグループのウリ。よりよい接客をすることに主眼を置いた結果、中央にオープンキッチンを据え、周辺に席を置くというかたちに着地したという
「博多名物 とり皮串」は1本145円。酒のつまみに必ずオーダーしたい一品
グラスを2段に重ねてシャンパンを注ぐ、「ひとりシャンパンタワー」。一人でもシャンパンタワーの贅沢な気分に浸れるというシャレの効いた商品だ
代表の松村宗孝氏

福岡で9店舗を展開する地元の大ヒットメーカーが東京上陸!

代表の松村宗孝氏は福岡の大手飲食企業、小野グループから独立し、2011年に「COMATSU 大名店」を開業した。以降、街場に加えて商業施設やホテルレストランなど様々なロケーションで福岡市内に9店舗を出店。いずれも繁盛店へと成長し、博多の大ヒットメーカーとして知られている存在だ。

5月18日、神田にオープンした「コマツ神田 西口商店街」で、満を持して東京進出を果たした同社。次いで9月には三井不動産の商業施設、日本橋コレド室町テラス内に「博多ニューコマツ」の出店も決まっている。「いつか東京にも出店したいと思っていました。今が東京オリンピックを控えた絶好のタイミングだったこと、コレド室町テラスの出店は三井不動産の担当者の熱意に押されたことなど、様々な要素が重なり今回の出店に至りました」と代表の松村氏は話す。

東京2店舗は「ニューコマツ」と「地下のニューコマツ」がモデルケース

「コマツ神田 西口商店街」と「博多ニューコマツ」の2店舗連続出店、この手法は、同社の「ニューコマツ」と「地下のニューコマツ」をモデルケースにしているという。

2017年7月、博多駅直結のビル内の商業ゾーン「博多ほろよい通り」に6店舗目となる「ニューコマツ」を出店したが、商業施設内の店舗ということで調理場を広く取れず、かつ通し営業が必須であるため仕込みの時間を取りにくいという悩みがあったという。しかし、開業してからすぐ、たまたま近くのビルの地下に物件が出て「地下のニューコマツ」を同年9月にオープン。「地下のニューコマツ」にセントラルキッチンの機能を持たせ、ここで「ニューコマツ」の仕込みも行うことで、それまでの不便を解消した。

今回も同様、商業施設コレド室町テラスの「博多ニューコマツ」に対し、セントラルキッチン機能を持たせた店舗が「コマツ神田 西口商店街」だ。「先にコレド室町テラスの出店が決まっていたので、そこから徒歩10分程度の距離で仕込み用キッチンを併設できる物件を探しました」と松村氏は話す。清澄白河なども検討したが、神田西口商店街の奥に立地する3階建てビル一棟を契約。1階が店舗、2階がキッチン、さらに3階は博多から来るスタッフの宿泊スペースとし、同社の東京拠点の役割を担う。

博多の人気メニューからクイックに提供できる品を中心に揃える

ビル1階8坪の店舗部分「コマツ神田 西口商店街」は、単価1500円程度で神田のサラリーマンがデイリーに使える酒場を目指した。中心にオープンキッチンを据え、そこからノリのいいスタッフによる活気と、博多カラーを加えた気の利いたつまみと酒が繰り出される。

メニューには、博多の店舗で人気の品から狭い厨房でもクイックに提供できるものを中心に約40品を揃えた。「博多名物 とり皮串」(1本145円)、「博多名物 ごまサバ」(680円)、「博多名物ごぼう天うどん」(580円)など博多名物はもちろん、「秘伝の塩!手羽先の唐揚げ」(1本145円)、「明太子チーズのアヒージョ」(500円)なども人気。「都城産観音池ポークメンチカツ」(380円)、「けっこう高級!唐津産トンネル熟成ベーコン」(880円)など九州産の素材を取り入れた品も揃う。

ひと通りのドリンクを揃え、「ひとりシャンパンタワー」などユニークな品も

ドリンクは、チューハイ、ビール、ウイスキー、ワイン、焼酎、日本酒、カクテルと一通りの品揃え。“コマチュー”と称したチューハイは「プレーン」(399円、メガ799円)、「瀬戸内レモン チューハイ」(499円、メガ799円)など。焼酎はロックで楽しめるのはもちろん、「さつま白波(芋)」のソーダ割り「イモパンチ」(399円、メガ699円)や、「泥八」のソーダ割り「パチパチパンチ」(499円)も用意しソーダ割りも推奨している。ワインは、「かち割スパークリングワイン」(赤白各480円)に加え、グラスは「よかワイン」(580円)と「けっこうよかワイン」(880円)の2つのグレードで、そのときどきのオススメの銘柄を用意。ボトルは3000円程度から。グラスを2段に重ねてシャンパンを注ぐ、パフォーマンス性抜群の「ひとりシャンパンタワー」(980円)や、神田のOLをイメージしたカクテル「神田OLラプソディ」(600円)、ぶどうジュースとビールを合わせた紫色が鮮やかな「葡萄ビール」(499円)など、オリジナリティあるドリンクも見どころだ。

「オープンしてから、立地柄かホッピーや甲類焼酎を求める声が多いので、今後取り入れる予定。街の声を聞きながら臨機応変にやっていきたいです」と松村氏は話す。

東京でもCOMATSUの真価を発揮し、順調な滑り出し

噂を聞きつけた同業者が駆けつけるほか、大きく取った窓から溢れる活気が商店街を歩く人を吸い寄せ、ふらりと入るお客も少なくない。周辺のワーカーを中心に、集客は順調に推移。COMATSUグループ持ち前の接客力を発揮し、さっそくリピーターも付いているようだ。

目下9月にコレド室町テラスにオープンを控える「博多ニューコマツ」は、地下1階の20坪40席。博多の屋台文化を東京に合わせた「ちょっと大人な」業態を構想中で、単価は「コマツ神田 西口商店街」よりもやや上になるという。

「『初めまして』の街で、イチから店づくりをするのが好きなんです。今後、東京のスタッフも増やし、人材次第では東京での展開も考えています」と松村氏は話す。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 コマツ神田 西口商店街
住所 東京都千代田区内神田2-11-8
アクセス 神田駅から徒歩5分
電話 03-6206-9418
営業時間 15:00〜24:00
定休日 日曜、祝日
坪数客数 8坪15席+スタンディング
客単価 1500~2000円
運営会社 株式会社COMATSU
オープン日 2019年5月18日
関連リンク China Stand 二兎(記事)
関連リンク 地下のニューコマツ(記事)
関連リンク COMATSU(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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