新橋駅から徒歩1分、ニュー新橋ビル3階に「博多蕎麦酒場 蕎麦屋にぷらっと」が10月上旬、グランドオープンする。同店は、福岡の大繁盛店「博多炉端 魚男(フィッシュマン)」を手掛ける敏腕飲食プロデューサー・森 智範氏の「博多自慢プロジェクト」の一環で生まれた業態だ。「博多自慢プロジェクト」とは、福岡ミシュランに掲載される名店の味に、森氏の手腕を加えた業態をFC展開するプロジェクト。すでに同プロジェクトでは、2018年7月、浜松町に「博多もつ焼 tHe Good MoR~Ning ザ グッド モーニン 座 良 牛 人」をオープンさせている。「ザ グッド モーニン」は福岡の焼肉の名店「Mr.青木」とコラボしたホルモン酒場で、現在、坪月商は30万円を売り上げる好調ぶりだ。「博多蕎麦酒場 蕎麦屋にぷらっと」は、それに続く「博多自慢プロジェクト」第2弾。福岡市薬院のそばの名店、「赤問茶屋 あ三五(あさご)」とコラボした極上そばを提供するエンターテイメント型蕎麦居酒屋となっている。
運営はNBM(東京都港区、代表取締役:岩本 教宏氏)で、この物件はもともと同社で居酒屋を運営していた場所だが、このたび業態変更によりリニューアルオープン。サービス面では絶好調(東京都新宿区、代表取締役:吉田将紀氏)の監修が入った。
「赤問茶屋 あ三五」は、福岡ミシュランでビブグルマンを獲得する実力派そば店。今回のFC化にあたって、「赤問茶屋 あ三五」監修のもと、「博多蕎麦酒場 蕎麦屋にぷらっと」専用のそばを開発した。手打ちではなく、機械によって製造するため職人いらず、かつ高品質なそばを用意。そこへ森氏による遊び心を加え、驚きと感動のあるメニューをそろえている。
そばは定番の「もり」「かけ」(各800円)から、「Mr.青木の和牛せいろ」(1500円)「スープドポワソン」(1000円)などユニークな品までそろう。麺は更科そば、十割そば、二八そばの3種類から選択可能だ。それ以外の名物としては、最近ではバンコク進出も果たした九州発の豆腐専門店、「三原豆腐店」の豆腐を使った料理も用意。とくに「遂に上陸!まぼろしの厚揚げ」(680円)は、東京ではここでしか食べられない品だ。このほか、「そばがき 辛味大根と蕎麦味噌で」(480円)、「あ三五の出汁巻玉子」(680円)などの蕎麦前、アクセントにカカオニブを加えた「必食!ぷらっとのポテサラ」(380円)、黒色と白色のコントラストがインパクト抜群の「名物!鳴子いかしゅうまい‘black or white’」(580円)などの一品料理、珍味、天ぷら、「熟成ヴァニラ豚しゃぶ鍋」(1人前1200円)、デザートに「日光・天然氷のかき氷」(各種980円)まで幅広く用意する。ドリンクは、ハイボール、酵素サワー、日本酒、焼酎、ワインなど。メニュー表では各項目ごとに、馴染みある定番品の「トラディショナル」と、トレンド感満載の「ニューウェーブ」の2つの軸で区分けされて並べられているのが特徴的だ。
同店が立地するニュー新橋ビルは、居酒屋をはじめ多くの店舗が入る、新橋のランドマーク的存在。1階は日夜多くの人が行き交うが、3階ともなると賑わいは落ち着きを見せる。しかし、森氏の持ち前の業態力で、わざわざ目指して来てもらえる店をめざしたい考えだ。今後も同業態の展開や、それ以外の新たな業態でも開業を予定。すでに「秀ちゃんラーメン」とコラボした餃子居酒屋業態の開業が決定している。今後も「博多自慢プロジェクト」の動向に注目だ。
店舗データ
店名 | 博多蕎麦酒場 蕎麦屋にぷらっと 新橋本店 |
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住所 | 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 325 |
アクセス | 新橋駅から徒歩2分 |
電話 | 03-6273-3996 |
営業時間 | 17:00〜23:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 30坪56席 |
客単価 | 4000~5000円 |
運営会社 | 株式会社NBM |
オープン日 | 2018年10月上旬予定 |
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