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“ピンクの妖精・レディーモモ”がブランコに乗って店内を縦横無尽に暴れまくる!? 名古屋発・前代未聞のラーメン居酒屋「ももまる」が渋谷に上陸!

渋谷・桜丘町の雑居ビル地下1階に立地。ピンクの桃マークが目印だ
店内の壁にはアメリカ・バーミングハム在住のアーティスト、Itsuko Mckinney氏のイラストが。天井からはブランコが吊り下げられ、レディーモモ氏がこれに乗ってパフォーマンスを披露する
元アスリートで筋力には自信のあるレディーモモ氏。お客を驚かせるアクロバティックな動きに注目だ。「夢はTV番組の『SASUKE』に出演!」とレディーモモ氏
「豚骨味噌ラーメン」。札幌でラーメン修行をしたレディーモモ氏の自信作だ
桃の形を表現した「リング焼き」。山芋をふんだんに使用し、ふわふわの食感が楽しめる
写真左からエイジアキッチン代表の吉崎氏、レディーモモ氏、じんまる代表の石丸氏

(取材=大関 愛美)


4月25日、渋谷・桜丘町の怪しげな雑居ビルの地下1階に「ももまる」が開業した。名古屋で話題の、全身をピンク色でまとった「ピンクの妖精 モモちゃん」ことレディーモモ氏による奇抜なパフォーマンスで話題のラーメン居酒屋の東京進出店だ。店内に設置されたブランコに乗り、持ち前の筋力を生かしたアクロバティックなパフォーマンスで店内を縦横無尽に暴れまくるレディーモモ氏。初めて来店するお客は誰しもがド肝を抜かれる光景だ。そのクレイジーかつキュートなキャラクターがウケてメディアからの取材が殺到し、全国各地からお客が訪れる人気店となっている。渋谷店の開業にあたっては、レディーモモ氏に加え、じんまる(名古屋市中区)の代表・石丸敦雄氏と、エイジアキッチン(東京都渋谷区)の代表・吉崎英司氏の3人で、ももまるインターナショナル(名古屋市中区、代表取締役:レディーモモ氏)を設立し、店を作り上げた。

名古屋の「ももまる」本店は、じんまるの石丸氏とともに2010年に開業。もともと、じんまるでアルバイトとして働いていたレディーモモ氏だが、そのユニークなキャラクターを生かす店をはじめようと、石丸氏とともに、“ピンクの妖精・レディーモモ”を名物店長とした「ももまる」をオープン。「開店当初はお客さまも少なく暇だったので、天井の鉄骨にぶら下がって筋トレをしていたんですよ(笑)。そのうち、ブランコを設置してパフォーマンスをしたらお客さまが喜んでくれて……」とレディーモモ氏。その様子がSNSやブログで拡散され、現在のヒットへとつながった。

渋谷店の開業は、吉崎氏が立ち上げ・運営にかかわっている渋谷の「太一」(運営:オール宮崎)の地下にある現物件が空いたことがきっかけだ。もともと吉崎氏と親交のあった石丸氏。「太一」がオープンした際、この物件に目を付けていたという。「名古屋の『ももまる』は薄暗い雑居ビルの奥に立地しますが、この物件の入口までの階段の怪しい雰囲気が重なり、東京で『ももまる』をやるならここだ、と思ったんです」と話す。そして実際に物件が空いたという知らせが舞い込み、吉崎氏と「一緒にやろう」と意気投合。3人で「ももまる」開業計画を始動した。「私とモモ(レディーモモ氏)の本拠地は名古屋ですので、東京との物理的な距離が心配でしたが、すぐ近くに『太一』を運営する吉崎さんとともに店を運営できるというのも、決め手となりました」とも石丸氏は話す。

メニューは本店とほぼ同様。名古屋の「ももまる」を開業する前、札幌のラーメン店で修業したレディーモモ氏が監修する、本格派ラーメンが目玉だ。数種類をブレンドした秘伝みその「豚骨味噌ラーメン」(880円)、鶏ガラや野菜をじっくり煮込んだ「鶏ガラ中華そば」(800円)など7品を用意。とくに、ドーンとカツ1枚が乗ったインパクトある「カツカレー鶏ガラ中華そば」(1050円)は、渋谷店のウリの商品として訴求していく。ラーメンのみならず、「リング焼き」(590円)、「ももまる自家製ぎょうざ」(6個490円)の人気商品に加え、「えだまめ」(400円)、「味玉ポテトサラダ」(490円)、「軟骨の唐揚げ」(490円)など居酒屋らしい一品料理から、「ももまる鉄火鍋」(一人前1380円)などの鍋料理までの豊富な品ぞろえだ。ドリンクは、「ももてなしカクテル」(530円)などのオリジナルカクテルから、「国産レモンサワー」(580円)、「超濃厚緑茶割」(580円)、ビールやハイボール、日本酒、焼酎、ボトルワイン・シャンパン(2900円~30000円)など、幅広いラインアップで、しっかりとアルコールの売り上げを確立していく意向。「商品のクオリティも妥協していません。“レディーモモ”のキャラクターだけでなく、実は料理もおいしい。お客さまにはそんな驚きを感じてほしいですね」と石丸氏。

レディーモモ氏は「これまでの飲食店がやらなかったことをやりたい。名古屋から東京進出を果たしましたが、東京は刺激がいっぱい。東京で受けたインスピレーションをもとに、おもしろいと思ったことにはどんどん挑戦していきたいです」と語る。石丸氏も、「名古屋の『ももまる』では、モモのほかにロリータ服のナカシママリアちゃんというスタッフがお店を盛り上げてくれています。独特のキャラクターを持つ人にとって、『ももまる』がその個性を発揮できる場になれれば嬉しい。モモやマリアちゃんに次ぐ名物スタッフが現れるといいですね」と話す。「ももまる」の次なる夢はニューヨーク出店だ。「『レディーモモ』という名前はレディー・ガガから付けました。いつか、レディー・ガガに来店してほしい!」と目を輝かせるレディーモモ氏。世界中で「ピンクの妖精・レディーモモ」が話題になる日も、そう遠くないかもしれない。

店舗データ

店名 ももまる
住所 東京都渋谷区桜丘町16-7 鈴木ビルB1F

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アクセス 渋谷駅南口から徒歩5分
電話 03-6416-0042
営業時間 18:00~翌4:00
定休日 不定休
坪数客数 9坪27席
客単価 3000円
運営会社 株式会社ももまるインターナショナル
オープン日 2018年4月25日
関連リンク ももまる(FB)
関連リンク 宮崎もも焼き専門店 太一(記事)
関連リンク ウダガワ 成ル(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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