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中野の人気店「雛家」のオーナー加藤亮氏による新店舗「居酒屋とろわる」が、6月8日江古田にオープン

路地が交差する三角形の土地に立つ同店は、店舗全体がガラス張りで目を引く。夜には同店の灯りを目指して来店する常連客も
三角形のカウンター席は、盆栽なども置いてあり落ち着く空間になっている
週3回、長崎県五島列島の小値賀町から現地の漁師さん達によって丁寧に処理・梱包・直送される鮮度抜群の魚介たち。魔除けとされる松の木の枝も添えられ気遣いが感じられる
同店自慢の「江古田スペアリブ」(680円)(右)や、うずらの卵入り「雌手羽肉汁餃子」(1本150円、注文は2本から)は地ウイスキーを使ったハイボールとの相性抜群
オーナーの加藤亮氏

西武池袋線の江古田は、3つの大学キャンパスを有する屈指の学生街。昔ながらの人情味溢れる商店街や飲食店が軒を連ねているが、古くからの既存店は閉店が続き、その後新しく開店する店もあり、新陳代謝が進んでいる。そんな江古田駅から徒歩3分、北口商店街ゆうゆうロード沿いに「居酒屋とろわる」が6月8日にオープンした。中野の人気店「雛家」のオーナー加藤亮氏による新店舗だ。同店は、路地が交差する三角形の土地に建ち、店舗全体がガラス張りで目を引く造りとなっている。元は雑貨屋だった店舗をスケルトン状態から、ネジアーキテクツの小林憲治氏に設計・デザインを依頼。スタイリッシュながらも大人が気軽に集い日常使いできる心地の良い空間に仕上がっている。

オーナーの加藤氏は、調理師専門学校を卒業後、結婚式場などをはじめ様々な飲食業態でキャリアを重ねる。5年前に、中野で人気の一軒家ダイニングバー「雛家」を前オーナーから譲渡。今回の新店は、同氏にとって、自らが一からつくり上げた店舗となる。店名の「とろわる」は、加藤氏の名前である「亮」の字を分解し、カタカタ読みをしたものだという。自身の名前を店名にし、生まれたばかりの店をこれから着実に育て上げていく意気込みが感じられる。また、江古田という立地を選んだことについて、「物件の条件がよかったので決めました。特に江古田を希望していた訳ではなかったですが、元々土地勘はある場所でしたし、大人が使える居酒屋がこの辺りにはなかったですから」と話してくれた。現に、地元の人からは「こんな店を待っていた」との声も聞かれ、週5回も通う常連客もすでに存在しているという。まさに地元に密着、地元に必要とされる店になりつつある。

料理は、こだわりの産地直送の食材を使う。特に魚介類は、長崎県五島列島の小値賀町から週に3回、鮮度抜群のさまざまな魚が届き、刺身、煮る、焼く、揚げる、蒸すなどその素材と季節に合わせた調理法で提供している。取材当日は、「今夜のおすすめ」として、長崎・五島のブランドイサキを夏らしくさっぱりと仕上げた「炙り 値賀咲の梅肉造り」(480円)や、丸ごと1本特大サイズの「カサゴの自家干しあみ焼き」(980円)、刺身でも美味しい肉厚の鰺を使った「数量限定 アジフライ」(1尾480円)など、魚好きにはたまらないメニューが揃っていた。また、同店自慢の箸で食べられるほど柔らかい「江古田スペアリブ」(680円)や、熱々でジューシー、うずらの卵入り「雌手羽肉汁餃子」(1本150円、注文は2本から)など、ガッツリ肉系メニューも揃える。日替わりで旬の素材を使ったおばんざいも低価格で用意し、お通し代わりの一品としてオーダー率が高い。

アルコールは、「地ハイボール」(390円、430円)と銘打ち、珍しい地ウイスキーがラインナップしている。長期熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした愛知県相生ユニビオの「レインボーウイスキー」や、養老山系の伏流水を仕込水に使用し10年熟成を掛けた岐阜県玉泉堂酒造の「ピークウイスキー」、地ウイスキーの西の雄と呼ばれた鹿児島県本坊酒造の「マルス エクストラ ウキスキー」、オーク樽でじっくり長期熟成させた富山県若鶴酒造が造る「地酒蔵のウイスキー」など、ウイスキー好きなら一度はトライすべきこだわりの地ウイスキーが揃う。また、「ご当地サワー」としてサワーにもこだわりのメニューが並ぶ。「プレミアム レモンサワー」(450円)に使用するのは、和歌山県岩代産完熟レモン。自然栽培されたそのレモンは「奇跡のレモン」と呼ばれ、皮が美味しいことで評判が高い。そのレモン果汁とフレッシュレモンをふんだんに使ったサワーは、同店でも人気の一品だ。和歌山県紀州産肉厚南高梅の「プレミアム 梅干しサワー」(450円)や、愛媛県清見みかんジュースを使った「清見みかん割りセット(3杯分)」(800円)など、素材の美味しさ満喫しながらアルコールを楽しく味わえる。

今後については、「3店舗目の展開をしたいという欲は多少出てきましたが、人材ありきだと思っています。まずは、現状の勤務環境をよりよいものしていきたい。週休2日にして会社としての体制を整えたいと思っています。それをしないと次がないと思っているので」と語る加藤氏。地域に必要とされる店を出店することを目指す同氏にとって、地域密着店=地元のお客さんに愛される店であり、それを実現するには一緒に働くスタッフのサポートが不可欠だ。スタッフが幸せに働くことで、お客さんへのよりよいサービスにつなげたいという加藤氏の理想の店づくりは始まったばかりだ。

(取材=玉井 由希子)

店舗データ

店名 居酒屋とろわる
住所 東京都練馬区栄町26-1
アクセス 西武池袋線 江古田駅北口より徒歩3分
電話 03-6914-5983
営業時間 火~土17:00~翌1:00、日17:00~24:00
定休日 月曜日
坪数客数 18坪・35席
客単価 2500円
関連リンク 居酒屋とろわる(FB)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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