スィーツの街として知られる自由が丘。洒落たカフェやフレンチなども多数あるが、和食からエスニックまで幅広い飲食店が立ち並ぶ。その自由が丘に、6月14日「地下のワインセラー事業部」がオープンした。同新店舗は、2010年8月の開業以来、がぶ飲みワインと無国籍の魚料理が好評で大人気店になっている「自由が丘 直出しワインセラー事業部」の2号店。運営は、「はなれ びんび家 駅前荘」(自由が丘)「おさかな 魚魚権(ととげん)目黒店」「おさかな 魚魚権 神泉店」「やさい巻き串屋 ねじけもん 福岡店」などを展開しているケイキフードサービス(東京都目黒区、代表取締役:増田圭紀氏)。
同店舗は、その店名の通り“地下”にある店舗で、1号店からわずか徒歩30秒の立地だ。「店名に『地下の~』を入れたのは、単純に地下にあるお店だからです。1号店の『直出しワイセラー事業部』とういう店名も、代表の増田のひらめきだったので」と話すのは、同社のワイン業態を一手に任されている取締役兼総括店長の西川信裕氏。連日満員で、予約も取りづらくなっている1号店の現状を考慮し、来店客を断ることなく案内できるという点で、至近距離での2号店オープンとなったという。新店舗では、1号店のがぶ飲みワインと無国籍の魚料理をさらに進化させ、ワインと魚介中心の鉄板焼きを前面に打ち出している。「鉄板焼きというと少し敷居が高く、価格も高い。魚介鉄板焼きとワインという組み合わせで、よりカジュアルにリーズナブルに楽しんでもらえる店にしたかった」と同氏。自由が丘という土地柄、アパレルや美容関係の20代後半の若い人から地元住民、子連れファミリー、また週末の来街者なども多い。幅広い層の客に受け入れてもらえるよう、よりリーズナブルな価格とバラエティに富んだ料理とワインを常に提供することに努めている。
同店の料理でオススメは、やはり朝の仕入れで決める新鮮な魚介の鉄板焼きメニュー。取材時は、旬の「富山産!白イカとホワイトマッシュルーム茸の鉄板焼き ガラムマサラの香り」(880円)や、近港で獲れた活きのいい「神奈川産!活真タコの鉄板焼き ~黒オリーブのソース~」(780円)など、それぞれの素材の良さを生かしつつ、ひと工夫された料理が「本日のおすすめ」として揃っていた。また、魚介類の他に毎日の仕入れの中から肉類、野菜類も一番のオススメを鉄板焼きメニューにラインナップ。目にも鮮やかな緑色の「グリーンアスパラと万願寺トウガラシとベーコンの鉄板焼き」(580円)などが並ぶ。定番グランドメニューも充実し、中でも「アンティパストがっつり盛り」(2人前 1000円~)や「本日仕入れた貝の山盛りワイン蒸し」(880円)は、味はもちろん、ボリュームとリーズナブルさで常時人気のメニューだ。
ワインは1号店同様に、世界中から選りすぐったボトルワインを手軽な均一価格で提供。2500円、3500円、4500円のそれぞれの価格帯で、赤、白、スパークリングを5~6種類ほど用意している。グラスも日替わりで、赤・白が各6種(500円~1200円)、スパークリング1種(600円~)、デザートワイン1種(680円~)があり、気軽に1杯ずつ、料理に合わせてオーダーが可能。また、記念日など特別な日にチョイスしたいプレミアムなワインも揃う。
「まずは、このワイン+魚介鉄板焼き業態を自由が丘でより多くのお客さんに支持されるよう精進し、ゆくゆくは福岡・博多での出店を考えています。福岡は、代表の増田が大好きな街でもあり、九州の流行と文化の中心なので。また都内でも良い物件があれば出店したいですが、人材育成も重要なので、全てのタイミングが合ったときに店舗展開していければと思っています」と今後の展望について話す西川氏。がぶ飲みワイン+無国籍の魚料理、そして更に+魚介鉄板焼きとますますパワーアップしているワインセラー事業部。今後もさらなる展開から目が離せない。
店舗データ
店名 | 地下のワインセラー事業部 |
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住所 | 東京都目黒区自由が丘1-24-8 フェリ・ド・フルール B1 |
アクセス | 東急東横線 自由が丘駅 徒歩5分 |
電話 | 03-5701-0528 |
営業時間 | 月~土 17:30~24:30 ( L.O.24:00 ) 日・祝日 16:30~23:00 ( L.O.22:30 ) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 28坪 58席(テラス席、個室含む) |
客単価 | 4300円前後 |
運営会社 | 有限会社 ケイキフードサービス |
関連リンク | ケイキフードサービス |
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関連ページ | 自由ヶ丘 直出し ワインセラー事業部 (記事) |