プレジャーカンパニー望月大輔氏の8店舗目は、薪窯で焼き上げる本格ピッツァのイタリアン業態！「トラットリア＆ピッツェリア Dai（ダイ）」が町田に4月21日オープン

東急田園都市線、東急東横線、小田急線沿線の新興タウンに「アジアンビストロ」、「ワインビストロ」、「炭焼き」の3ブランドをリージョナル・イン（地域密着型出店）展開するプレジャーカンパニー（神奈川県横浜市、代表取締役：望月大輔氏）。同社8店舗目となる“薪窯で焼き上げる本格ピッツァ”を看板にしたイタリアン業態「トラットリア＆ピッツェリア Dai（ダイ）」が町田に4月21日オープンした。JR横浜線と小田急線が交差する町田駅。2社を合算した1日平均乗降人数は41万人を超え、多摩地区最大。駅前には、小田急や東急などの商業施設が隣接する一方、開業60年の歴史を誇る「仲見世通り」をはじめとした古くからある商店街も多い。大学が多いことから“学生の街”ともいわれ、独自の雰囲気を持つ繁華街は、「西の渋谷」や「西の秋葉原」などとも呼ばれている。

オープンエアな風を感じる赤を基調とした落ち着いた雰囲気の店内では、新窯が存在感を放つ。テラス席やオープンキッチンのカウンター席、テーブル席が設けられ、幅広いニーズに対応する。「出店エリアのリサーチを重ねる中で、町田に置けるイメージは昔と変わりました。同社のブランドを展開できる可能性を感じました」と望月氏。町田は多くの飲食店が点在するが、リーズナブルな価格設定で料理・サービスの高いクオリティをキープしているワイン業態の繁盛店が少ない。需要と供給がアンバランスな場所へ出店し続ける同氏のフィルターに引っかかったのだ。

看板メニューは、イタリアから直送する粉・塩・酵母を使って、新窯で焼き上げる本格ピッツァ。「マルゲリータ」（20cm 850円、25cm 1100円）や「エビとアスパラガスのアメリケーヌソース」（20cm 1000円、25cm 1400円）など18種。「アンチョビ」（100円）、「ダブルモッツァレラ」（250円）などの追加トッピングで客の好みにカスタマイズもできる。既存店で人気の「季節のフレッシュオイスター」（1P 180円～）をはじめ、定番の小皿料理は「ALL350円」と「ALL500円」で用意。モチモチ食感の「本日の手打ちパスタ」（980円～）。メインは「カジキマグロのトマトグリル」（950円）、「フォアグラのキャラメリゼ」（1580円）と本格的でありながら手頃な価格だ。

ドリンクは、ワインが中心。ファーストオーダー率の高い「こぼれスパークリング」（500円）や気軽に飲める「がぶ飲みワイン」（赤白グラス390円）。デイリーからハレの日使いまで食事に合わせてチョイスできる「2500円均一のボトルワイン」と選りすぐりの「FINE WNE」（3000円～12800円）は、泡・赤・白・ロゼ25種ほどずつをラインアップ。いろいろな幅の人にワインを楽しんでもらいたいと600円均一の「量り売りのグラスワイン」も揃える。

飲食業界をリードする繁盛店をつくるグローバルダイニング卒業生の中でも頭角を現した望月氏。“需要と供給がアンバランスな場所”דリージョナル・イン（地域密着型出店）展開”で、たちまち繁盛店をつくりあげ急成長を遂げてきた。既に町田エリアで「炭焼き」ブランドを展開する店舗を探しているという。また、9月には駒沢大学の自由通りで「アジアンビストロ Dai」新規出店が決まっている。街の資産となる「この街になかった店づくり」を行なう望月氏に今後も注目だ。

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