“カフェを通した街づくり”という理念のもと事業展開を行なうダブリューズカンパニー(本社:渋谷区恵比寿、代表取締役社長:木村元昭氏)の直営8店舗目となる「WEEKEND GARAGE TOKYO ~CAFE&DINING~」(ウィークエンド ガレージ トーキョー)が、渋谷区代官山町1丁目、JR渋谷駅~恵比寿駅の中間地点、山手線を眺める線路沿いに7月6日オープンした。現在同社会長を務める入川秀人氏は、1998年、当時閑散としていた渋谷のキャットストリートに「WIRED CAFE」を仕掛けた人物。“CAFE+1”事業として、飲食としてのカフェ事業に加え、企業とのアライアンスやライフスタイルの提案も行なう同社は、森ビルと連携し開発した「ARK HiLLS CAFE」(港区六本木)や大和ハウスとコラボレーションした「CAFE;HAUS」(江東区豊洲)などを展開している。
ダブリューズカンパニーがこの地にカフェの出店を決めたのは、地域に住んでいる人や働いている人、この街を訪れる人たちのコミュニケーションスタイルを嗅ぎとってのこと。新店舗のコンセプトを「毎日が週末!」とした。店名の“GARAGE”はガレージからカルチャーや音楽が生まれるアメリカ西海岸の雰囲気から。クルマやバイク、自転車、サーフィン、音楽、ファッション、アート、DIYなど色々な趣味や遊びが詰まった大人の秘密基地を意味し、そんな大人のおもちゃ箱の雰囲気を毎日楽しんで欲しいという思いが詰まっている。店内は天井高5mの空間で開放的。テラス席も含め使い方は自由自在だ。
フードはアメリカ西海岸の現在のスタイルを取り入れた。アメリカは多種多様な人種が集まり、レストランでも様々な国の料理がミックスされている。そのような自由な発想を取り入れ、各国のエッセンスを加えた構成。また、店はオープンキッチンで鉄板やグリルを活かした臨場感あふれる調理と提供方法で、週末にGARAGEでBBQを楽しむアメリカの雰囲気が味わえる。リブ肉を豪快にグリルした「リブアイスステーキ/1pound with ハーブバター」(2,500円)、19世紀、イタリア人の漁師から伝わったサンフランシスコの伝統料理で、シーフードをトマトベースのスープで煮込んだ「チョッピーノ」(880円)、日本では青汁のイメージが強いがアメリカでは様々な調理方法で食されているケールは、フレンチドレッシングをベースに、くるみやカッテージチーズをトッピングしたものをサラダで(レギュラー880円、ハーフ440円)。アメリカで人気のメニューもあれば、「ねぎ焼き」(480円)や、入川会長レシピの神戸風お好み焼き(680円)など多彩な展開。
ドラフトビールはキリン一番絞り(500円)、キルケニー、ギネス(ハーフ500円、1パイント900円、ハーフ&ハーフ900円)、ボトルワインは予算に合わせてオーダーしやすいように、赤・白・ロゼ・スパークリングを2500円、3500円、4500円のライン中心に揃える。「エナジーヒート」はラムにナチュラルエナジードリンクとミントを加えた砂糖を使わないヘルシーなモヒートカクテル。その他、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなど各リキュールは600円から。気軽に使い勝手よく利用してほしいという思いから、出来るだけ価格はおさえている。
今後について、広報の杉谷陽子氏は「料理やお酒の楽しみはもちろんのこと、週1回のフリーライブ、DJを入れての多様なイベントやシネマの上映会、スポーツ観戦、ファション関連の展示会の他、様々なワークショップやイベントの開催を予定。新しいライフスタイルの提案によって、人が集い、地域の皆さまの生活に彩りを添えることを目指している。自由度が高く、人が集いやすい空間を企業のプロモーションやプレスカンファレンス等にも積極的に活用してほしい」と話す。オープンしたばかりだが、感度の高い若い層から50代~60代のおしゃれな大人まで幅広い人が集まり始めている。また、飲食店、商業施設の開発・プロデュースも手がける同社。1年に1店舗は自分たちの目指す方向性を具体的に表す店舗をつくっていきたいと話す。
店舗データ
店名 | WEEKEND GARAGE TOKYO ~CAFE&DINING~ (ウィークエンド ガレージ トーキョー) |
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住所 | 東京都渋谷区代官山町1-1 |
アクセス | 代官山駅徒歩8分、渋谷駅新南口徒歩6分、渋谷・恵比寿徒歩11分 |
電話 | 03-5428-5751 |
営業時間 | 11:30~Midnight |
定休日 | 無休(年末年始除く) |
坪数客数 | 68坪(テラス20坪)、104席(テラス40席) |
客単価 | ランチ880円~、ディナー2300円 |
運営会社 | 株式会社ダブリューズカンパニー |
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