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三軒茶屋で人気のオイスターバー「PIETRA(ピエトラ)」が、西五反田に3店舗目となる、オイスターバーの新しい形”オイスター×イタリアン×樽生ワイン“「PIETRA MARE(ピエトラマーレ)」をオープン!

イタリアの港町にあるレストランのような雰囲気のファサード。白を基調とした窓枠にブルーのオーニングテントが映える
手前左「生牡蠣」(毎鶴京都480円、タスマニア580円、特大広島780円)、手前右、盛りだくさんの「お通し」500円、奥右は好みの組み合わせができる「三種の前菜盛り合わせ」1280円、「真牡蠣、小海老、ムール貝のクラムチャウダー」980円
『イタリア モンテルヴィーニ社』から直輸入する樽生ワインは4種
左から店長の宮本氏、中央はスタッフの西原さん、右は石川さん

(取材=渡辺 未来)


世田谷区三軒茶屋でオイスターバーを2店舗展開している「PIETRA(ピエトラ )」の3店舗目が、西五反田に6月1日オープンした。経営はPIETRA。社名はイタリア語で「石」を表す。同社は今年5月に佐藤石材から飲食部門として独立した。「PIETRA CASA(家)」、「PIETRA ORTO(野菜畑)」から続く3店舗目となる同店は、「PIETRA MARE(海)」。牡蠣を中心にシーフードをイタリアンでアレンジする。「牡蠣が好きで来店する客は魚介類も好む。イタリアンは素材の味を生かせること、加えて牡蠣もイタリアンもワインを合わせるのでぴったり」と店長の宮本康史氏は話す。宮本氏はイタリアン出身、その後、PIETRAの三軒茶屋店でキッチンを務め、今回五反田店の料理長兼店長を任された。

樽生ワインを導入したきっかけは、「ワインを専門的に提供しているオイスターバーが主流だが、客単価が高額。気軽にオイスターバーを利用してもらいたいと考えていたところ樽生ワインに出会った。『イタリア モンテルヴィーニ社』から直輸入する樽生ワインは、新鮮かつ防腐剤や硫酸不要のため体に安心。注ぐと窒素が注入されるので、最初の1杯と最後の1杯が全く同じ味ということが一番の魅力。ロスが出ない分ワインをリーズナブルに提供出来るようになった」と話す。グラスワインは4種。赤・白、そして赤・白のスパークリング(グラス480円・カラフェ1400円)。ボトルワインは小売店では扱わないものを中心にセレクト(2800円~)。生ビールはドイツのレーベンブロイ(580円)。自家製のジンジャエールで割るシャンディガフ(580円)は白ビールのような味わいで人気。

牡蠣は鮮度にこだわり国内2社から産地直送。加えて、海外の商品を空輸し、成田に養殖場を構える仕入先からアメリカ、オーストラリア、アイルランド産などを仕入れる。「牡蠣は季節によりおいしい産地が変わる。仕入先を増やしたことで国産20種・海外30種とセレクトの幅が広がった。海外の牡蠣はクリーミーで濃厚な味わい。店では国産、海外の食べ比べが人気となっている」と話す。単品の牡蠣は480円~780円、国内外食べ比べは4種(2000円)。素材にこだわる宮本氏は固定メニューを増やさず、その日仕入れた魚、肉、パスタをそれぞれ4種類程アレンジしている。その他、有機栽培の「モアークの農園」から仕入れる野菜を使ったバーニャカウダ(1580円)は女性に人気。

店舗のファサードは白を基調とし、窓上部から張り出したオーニングテントはブルーでアクセントをつけ、イタリアの港町にあるレストランのようだ。和系居酒屋が多い西五反田エリアではあまり見かけないおしゃれな雰囲気を醸し出している。オープンして半年経っていないが口コミで広がり、今では週3~4日通う常連客も増えてきているという。ランチは各1000円で「牡蠣ドリア」、「牡蠣フライ」などのメニューにバーニャカウダをセットにしたところ、女性客の来店が増えたという。夜は男性客が多いが、徐々に女子会利用も増え始めているという。

今後の展望は、まずは五反田店を大切に育てて行きながら、良い物件があれば多店舗展開を視野に入れている。”普段使いのオイスターバー“という新しいかたちを発信する「PIETRA」の今後に期待が募る。

店舗データ

店名 PIETRA MARE(ピエトラ マーレ)
住所 東京都品川区西五反田1-32-4

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アクセス JR五反田駅西口より徒歩4分
電話 03-6431-8884
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:30)、18:00~翌4:00(L.O.翌3:00)
定休日 日・祝
坪数客数 19坪・35席(カウンター8席、テーブル27席)
客単価 ランチ1000円、ディナー5000円〜6000円
運営会社 株式会社PIETRA
関連リンク PIETRA
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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