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ローカル立地で多業態の小規模店をドミナント展開! 若い感覚で茅ヶ崎の街を盛り上げる加納食堂が新業態店「酒とアジア料理 パラダイスAsian(アジアン)」を茅ヶ崎に3月オープン!

アジア色を前面に打ち出したファサード。“酒とアジア料理”という独自のコンセプトで魅力を高める
「居酒屋 からあげセンター 加納」と隣り合う形で店舗を構える。「からあげセンター」の裏の建物が、座敷席として店舗を広げた部分
築年数の古い建物を店舗に仕立て上げる。カウンター席、テーブル席、そしてかつて居間だったところを座敷席として活用
加納食堂代表取締役の加納利春氏(中央)、スタッフの木村武晴氏(右)と岡田拓也氏(左)

2008年2月に1店舗目の「大衆アジアン 加納食堂 本店」(8・5坪・22席)を開業。以後、4年で「餃子酒場 カノウ」(13坪・25席)、「弁当屋さん キッチンカノウ」(10坪)、「居酒屋 からあげセンター 加納」(オープン時15坪・35席、現在25坪・40席)、「大衆アジアン 加納食堂 北茅ヶ崎店」(15坪・20席)、「自然派ワインバール 真プル」(10坪・14席)と次々出店し、神奈川・茅ヶ崎で小規模店の多店舗展開を推し進めるのが加納食堂(神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:加納利春氏)だ。そうした同社の手がけた最新店舗が「酒とアジア料理 パラダイスAsian」(20坪・30席)で、開業は2012年3月8日。 同社の店舗はJR茅ヶ崎駅から1駅の北茅ヶ崎駅前にある「加納食堂 北茅ヶ崎店」以外、どれも茅ヶ崎駅から徒歩10分以内の場所に店舗を構え、ほとんどの店舗に“かのう”の名を掲げ加納ブランドを強く打ち出している。また、最新店舗の「パラダイスAsian」。並びにその開業と同時に店舗を拡げてリニューアルした「からあげセンター」を除き、すべて15坪以下の小規模店で展開。そうした小規模店のフォーマットを固めた上、より広めの店舗として開業したのが今回の出店である。「パラダイスAsian」と「からあげセンター」は店舗が隣り合っており、「パラダイスAsian」はアジア料理、「からあげセンター」は唐揚げと、ともに売り物も店舗も別々だが店的には両店で1店舗と捉えており、独自業態の相乗効果から人通りの少ない二等立地での集客力を高めている。「パラダイスAsian」は目標月商200万円を掲げ、現在180万円。「からあげセンター」は目標月商300万円で、現在240万円を売り上げる。 27歳で独立開業し、わずか4年で7店舗まで店舗を広げた代表の加納利春氏だが、一般的な飲食店経営者の独立例と比べ、その経歴は一風変わっている。加納氏は高校卒業後、まず自衛隊に入隊し、ここで調理を担当して5年間過ごした。次に、中華料理店を筆頭に数々の繁盛業態を手がける大手外食企業に就職し、4年間勤務。そして7ヵ月かけて世界一周の旅に出て、帰国後、「加納食堂」の開業に着手したのである。自衛隊では毎日3食、各700~800食の食事づくりに携わり、一方、外食企業では商業ビル内のデリ・総菜業態に勤め、小規模店で効率よく売る商売のスタイルを学んだ。世界一周も「世界の食の現場を自分の目で見てみたい」との思いから旅立ったもので、世界中どこでも親しまれる中華料理の業種の強みを再確認し、これらの経験をもとに、地元、茅ケ崎で地域に根づいた小規模店のドミナント展開という営業スタイルを確立したのだった。 同社の展開する飲食店の位置づけは、親しみやすさを残しながらもちょっとお洒落に仕上げた街中の中華料理店といったところ。「加納食堂」は“大衆アジアン”を謳うもののメニューの95%は中華料理で、残り5%がアジア料理。つまり、食事にも飲みにも対応できる中華料理の使い勝手のよさや万人受けする強みなどをベースにしながら、そこにアジア料理のエッセンスを巧みに取り入れることで、一般的な街中の中華料理店との差別化を図っている。弁当店も「加納食堂」の人気メニューを数多く取り入れ、中華色を強化。唯一、独自の色合いを出しているのが「自然派ワインバール 真プル」で、反対にアジア色をよりいっそう強めたのが「パラダイスAsian」だ。「パラダイスAsian」の料理の比率は、タイ料理、ベトナム料理、中華料理が各3割で、これに日本料理1割が加わる。 加納氏はシンガポールにあるフードコートのように、一ヵ所で色々な国のアジア料理が食べられる飲食店を目指して「パラダイスAsian」を開発。“タイ風やきそば お米の麺だよ!!”と謳う「パッタイ」(580円)。“ベトナム屋台のお好み焼き”「名物バインセオ」(580円)。“売り切れごめん 秘伝のタレに漬け込んだ!!”「本場チャーシュー」(420円)など、専門料理を専門店よりも安く楽しめる店として同店を位置づける。客層は20代~40代が中心で、女性客が7割を占める。平日の昼は主婦客の利用が多く、土日はファミリー客と地域客の利用を掴み、アジア料理を地元、茅ヶ崎に根づかせていきたいと新たな試みに意欲を燃やす。茅ヶ崎というローカル立地で地道な店舗展開を図る加納氏。若さを生かした柔軟な発想と独自の経歴をひっさげ、茅ヶ崎の街を大いに活気づかせている。

(取材=印束 義則)

店舗データ

店名 酒とアジア料理 パラダイスAsian
住所 神奈川県茅ヶ崎市共恵1-6-9
アクセス JR茅ヶ崎駅より徒歩5分
電話 0467-67-0157
営業時間 11:30〜14:30(L.O.)、17:00〜24:00(L.O.23:30)
定休日 月曜・第1・3火曜
坪数客数 20坪・30席
客単価 昼800円、夜2300円
運営会社 株式会社加納食堂
関連リンク パラダイスAsian(ぐるなび)
関連リンク 加納食堂
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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