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ハイクオリティカジュアルを提案する懐石料理店「龍土町 恵比しま」1月11日、オープン!より幅広い年齢層に懐石料理を楽しんでもらえるよう5500円の新コースも提供!

木を基調とし落ち着いた店内
恵コース(5500円)の料理、「殻雲丹 烏賊造り 海ぶどう 山葵 出汁醤油あん」
日本酒5種、もしくはワイン3種の「利き酒セット」(1500円)
なだ万出身の料理長、海老島邦彦氏

(取材=若山 弥生)


ミッドタウンから星条旗通り方面へ路地を入っていく、静かな六本木七丁目エリア。一流の有名店が数あるなか、また1つ”ハイクオリティカジュアル”を位置づけた日本料理店「龍土町 恵比しま」が1月11日にオープンした。同店は懐石料理を提供し、なだ万出身の調理長、海老島邦彦氏が腕をふるう。同氏は調理専門学校卒業後、「なだ万」に入社。8年間修業し、日本料理の基礎を学んだ。その後「ワイズテーブルコーポレーションXEX」にて6年間日本料理店全店で勤務していた。そして、現在に至る。懐石料理とは、元々は利休の時代以降に茶道の形式に則した、客をもてなす食事の形式であった。現在では、和食コース料理を指す、実利的な意味に変化しているが、同店では「少し敷居の高いイメージの懐石料理が、少しでも親しみやすいものになって欲しい」という想いが強い。内装は、大谷石と土壁に囲まれた純和風の造りである。扉を開けると、まず飛び石があり、店内へと誘導される。カウンター席とテーブル席、個室があり、それぞれのシーンに合わせて、使い分けることができる。また、テーブル席はそれぞれに仕切られており、プライベート感が演出され、現在でもお忍びで来る客が多いのだという。料理は、5500円のコースと8000円のコースの2種。5500円のコース「恵(めぐみ)」は、より幅広い年齢層の方に来てもらいたいとの想いにより、懐石料理としては値段をおさえた価格設定にした。クラシックな調理法や食材を使い、八寸は「芋蛸南瓜胡麻豆腐叩きオクラ」、向付は「殻雲丹 烏賊造り 海ぶどう 山葵 出汁醤油あん」など、懐石にあまり馴染みのない客にも「懐石料理」がわかるような構成になっている。また、8000円のコースには、海老島調理長のオリジナリティ溢れる料理の世界が広がる。価格設定をリーズナブルにしたが、材料として、安心、安全なものを使うのはもちろんのことではあるが、その素材をいかに生かし、調理して一皿に仕上げていくかという点にこだわり”挑戦”という形で、恵比しま流にしていきたいと言う。とは言え、肩肘張らず、ゆっくりとくつろげ、実は遅めの時間帯には、コース料理だけでなく、アラカルトで立ち寄る客も多く、裏メニューの「〆のイベリコ豚のかつ丼」など密かな人気メニューがある。ドリンクメニューはグラスワイン、焼酎、日本酒などが充実し、日本酒は、日本中から探し2ヵ月に1度銘柄が変わる。そして、「恵(めぐみ)」のコースを頼んだ客のみ、「利き酒セット」(1500円)がオーダーでき、秋田「一白水成」、福井「白岳仙」、宮城「日高見」、無ろ過生原酒の「悦凱陣」、山口「貴」など、日本酒5種、もしくはグラスワイン3種を選ぶことができ、料理と共に提供される。「働いているスタッフにも舞台が作れるように、店舗も増やして行けたらと思うが、まずはこの店を成功させることに集中したい」と言う、料理人海老島氏をはじめとした同店の今後に注目していきたい。

店舗データ

店名 龍土町 恵比しま
住所 東京都港区六本木7-3-21 来山ビル2階

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アクセス 地下鉄六本木駅より徒歩7分
電話 03-5772-2310
営業時間 17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日 日曜、祝日の月曜
坪数客数 33坪・27席
客単価 8000円~10000円
関連リンク 恵比しま
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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