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5周年迎える六本木ヒルズ「Shop&Restaurants」が大幅リニューアル!新川義弘「RIGORETTO」、渡邉明「yasaiya Mai」の“グローバルダイニングOB”コンビが同時出店へ

(取材=編集部)


 六本木ヒルズは、4月25日に開業5周年を迎えるのを機に、施設内の商業ゾーン「Shop&Restaurants」部分の大幅なリニューアルを行ない、今年の春と秋に新店約50、リニューアル店舗約20をオープンさせる。今回のリニューアルは、六本木ヒルズのメインターゲットである都市生活者が今、必要としているショップやレストランを充実させ、一層のステップアップを目指すもの。昨年3月には東京ミッドタウンが建ち、顧客が流出したことや、今年3月6日にはTBS周辺の再開発「赤坂サカス」(赤坂BizタワーSHOPS & DININGなど)の開業を控え、さらなる流出を食い止める狙いもあるとみられる。六本木ヒルズが今回公表した飲食部分の春の主なニューオープン及びリニューアルは次の通り。まず3月7日にニューオープンするのは3店舗。株式会社まぐろ市場がノースタワーB1階にロールすし・ボウルの「GENJI SUSHI N.Y.」を日本初出店。フィラデルフィアで生まれ、アメリカの東海岸で多数の店舗を展開中。ヒルサイドB2階には、株式会社ワイズテーブルコーポレーションが新業態として京割烹の「八坂通りAn京割烹」を出店。今日本で最も予約の取れない日本料理店といわれる「祇園さ々木」の主人・佐々木浩氏のプロデュース。そしてヒルサイド1階には際コーポレーション株式会社が餃子「豆金(Mamekin)」を出す。小さい餃子に緑豆と大豆の入った「豆餃子」が売り。3月7日リニューアルするのはノースタワーB1階の「a-Cave」とウエストウォーク1階の「HEARTLAND(ハートランド)」。「a-Cave」はフランスの統治下にあるベトナムの街角にあるような食堂をイメージした「a Cave アジアン食堂」に生まれ変わる。外国人の溜り場として賑わってきたスタンディングバーの「ハートランド」は、従来のキャッシュオンスタイルはそのままに、内装はウッドと黒を基調とし、イス席の増設、ラウンジスペースも新設し、落ち着いた大人の空間に変わる。経営はフォーシーズ・フーズ・エクスプレス。春のニューオープン第二弾は4月18日。初出店となる素材にこだわったデリ・カフェ「CALL CUISINE(コール・キュイジーヌ)」(株式会社キュイジーヌ・ラボ)がノースタワーB1階に、和モダンの空間で、そばをメインとした「RINYA(凛や)」がノースタワーB1階に、さらに酪農の発祥地、北海道・八雲で100年の歴史をもつ「元山牧場」直送のノンホモジナイズ牛乳を生かしたミルクバー「MOTOYAMA MILK BAR」(株式会社ル・ショコラ・デュ・ディアマン)がメトロハット/ハリウッドプラザ1階にオープンする。そして注目されるのは、レストランが集約するウエストパーク5階にオープンする「RIGORETTO BAR AND GRILL」(株式会社HUGE)と「VEGETABLE HOUSE yasaiya Mai」(有限会社イートウォーク)。「RIGORETTO」(5月12日オープン)は新川義弘氏、「yasaiya Mei」(5月9日オープン)は渡邉明氏と、ともにグルーバルダイニング出身者の出店になる。これは新丸ビル以来の同時出店であり、話題を呼びそうだ。さらに、ヒルサイドB2階には、東京ミッドタウンで「A971」を運営する楠本修二郎氏(カフェ・カンパニー株式会社)が「BUENA GARDEN CAFE」を出店する。毛利庭園を臨む開放的な空間で、中南米諸国とヨーロッパラテンの多様な食文化を融合させた“NUEVO LATINO(ヌエボラティーノ)”のシーンを提案する。

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