福岡で7店舗を展開する“あ・うんグループ”のアーバン(福岡市中央区舞鶴、代表取締役・別府治幸氏、TEL 092-731-3990)は4月1日、9店舗目の「博多ぬくぬく家 中目黒店」をオープンする。2006年8月の渋谷店に引き続いての東京2号店となる同店は、社長別府氏の子息、別府大輝氏が店長(写真中央)を務める。場所は目黒銀座商店街を1本奥に入った隠れ家立地。大阪串揚げの「殿金」や人気立ち飲み「根室食堂」のある路地で、ワンフロア10坪の5階建てビルを借り上げた。店は地下1階~4階の4層で、5階はスタッフの寮として使用する。1階入り口の暖簾をくぐり中に入ると、まず8席ほどのカウンターが目に入る。2階へ上がると今度は22席ほどの座敷席。団体での宴席にも利用できる。続いて3階へ上がると今度は一変して間仕切りで区切られたテーブル席が20席。地下1階には6人用の完全個室が2部屋ある。来店客の様々なシーンに合わせて使い分けられる、多様な構成となっている。料理は今回、“魚料理”に力を入れる。九州・玄界灘をはじめとした地場の漁港で水揚げされた旬の鮮魚を直接仕入れる。グランドメニューにはあえて載せず、その日出せる魚をオリジナル料理とともに“本日のおススメ”として提供する。例えば、この時期なら「ごまサバ」など5~7種が1,000円前後で提供される。渋谷店での売れ筋である「馬刺五種盛り合わせ」(1,980円)や「黒豆のクリームチーズ和え」(550円)「揚げ蓮根の明太子炒め」(880円)に加え、一押しの「博多水炊き餃子」ではこれまでの白・黒の他に中目黒店オリジナルで「赤」(1,280円)が登場。もやし・葱・牛蒡と水餃子がたっぷり入った濃厚なスープは、辛すぎずゴマの芳醇な香りが楽しめる逸品だ。締めにはぜひ「ちゃんぽん麺」(380円)を入れて堪能したい。あ・うんグループは「居食家あ・うん」「あ・うんのぬくぬく家」「博多ぬくぬく家」など8店舗を経営。2006年8月、「博多水炊き餃子」で多店舗展開を狙い東京に進出した。社長の別府氏は飲食業界の活性化に熱心で、地元福岡で居酒屋経営者の勉強会「ICOO会(いこうかい)」を2002年から続けており、現在は44社が参加。福岡の居酒屋経営者の指導役となっている。
ヘッドライン
[ニューオープン]
2008.03.31
“博多水炊き餃子”で人気の福岡「博多ぬくぬく家」が渋谷に続き、東京2号店を中目黒に4月1日オープン!
- 東京2号店となる中目黒店で(写真奥が別府社長、中央が大輝店長)
- 博多水炊き餃子・赤
(取材=編集部)