鶏の消費量日本第一位を誇り、唐揚げが名物で競合ひしめく大分県のからあげの本場・中津でも一、二位を争う人気店「からあげ大吉」が昨年10月東京初上陸、下北沢で話題となっている。唐揚げ専門店が都内にないことに目をつけた大分出身のJ・Fコンサルティング株式会社(渋谷区東、代表取締役・渡邊洋介氏)が、東京でFC一号店をオープンさせたもの。同社は同時に、京都から北の東日本のライセンス販売権を取得したという。メニューは、一番人気の「骨なし」に「ブツ切」「手羽先」「手羽元」「砂ずり」「なん骨」が各350円、「モモ身」が450円。「おつまみセット」が1,050円、「盛り合わせ」が1,575円、「ファミリーセット」(3,150円)もある。使用する鶏は、唐揚げ用に吟味しセレクトした島根県大山鶏を使用。20年かけて開発されたという“大吉秘伝のタレ”と“こだわりの油”によって、外はカラリ、中はジューシーに仕上がる。サイドメニューは、箸休めにレンコンチップ、じゃこサラダ、ポテトサラダ、ハタケしめじ焼、もろきゅう、冷やしトマト、長芋の千切りサラダなど、日替わりで野菜系中心の約13種がすべて315円。唐揚げに一番合うドリンクとして、ビールはエビス・エビス黒生を各480円という低価格で提供、大分の「兼八」(1,050円)、「泰明」(630円)、「耶馬美人」(840円)など焼酎や地酒も用意。その他、ベルギーのチェリービール「ブーン・クリーク」(1,575円)や赤のスパークリングワイン「ランブルスコ ロッソ アマービレ」をボトル3,150円で提供する。定食は、日替わりで1種、630円。持ち帰り「日替わり弁当」Aが600円、Bが550円の2種。客単価は、ランチ利用700円、テイクアウト800円、イートインが1,500円から2,000円。テイクアウトは、イートインより約50円ほど安く、「骨なし」「手羽先」各(300円)、「ブツ切」「手羽元」「なん骨」「砂ずり」各315円、「もも身」(400円)。1,200円以上だと、近隣に限って配達も可能。同社では、この下北沢店を皮切りに、渋谷や六本木などの都心部でも「大分から揚げ」を広めていきたいと積極的に店舗展開を計画している。
店舗データ
店名 | からあげ大吉 |
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住所 | 東京都世田谷区北沢2−34-11 リアンビル1F |
電話 | 03-5454-1299 |
営業時間 | 11:00~23:00 |
定休日 | なし |
坪数客数 | カウンター7席、スタンディング20席 |
運営会社 | J・Fコンサルティング株式会社 |