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秋田の日本酒と秋田料理でもてなす五反田の「和酒バール AGI(アギ)」、4月22日にオープン!

ガラス張りになっている入口。蔵元の前掛けが沢山かかっているのが目印
奥行きの広い店内。手前側にはハイチェアーのテーブル席があり、一番奥にカウンター席がある
美しい艶のある稲庭うどん。これからの季節は冷で、その喉ごしと食感をを味わいたい
自慢の自家製きりたんぽは、たっぷり味噌をつけて焼きスタイルで提供される。必ず試したい一品

ワインとともに、相次ぐ新店オープンなどで活気を見せる日本酒業態。五反田にまたひとつ、“秋田の日本酒と秋田料理”でもてなす新たな日本酒業態、「和酒バール AGI(アギ)」が4月22日にオープンした。 日本酒が大好きというオーナーの平見 浩志さんが、秋田出身の店長竹内さんとともに始めた店である。オーナーの平見さんは、あらゆる業態・店舗で飲食に10年程携わり、以前から描いていた独立の夢を今回のオープンで実現させた。その平見さん、実は飲食店オーナー以外にも別の顔を持っている。それが、鍼灸マッサージ師だ。数年前、新しくオープンするビル内でマッサージ店の院長として立ち上げに関わり、竹内さんは秋田から上京し、住み込み料理人として同ビル1階の飲食店で働き始めたのが、2人を結ぶきっかけとなった。以来、交流を深め、物件が決まったタイミングで平見さんが竹内さんを口説き、オーナー・店長として手をたずさえることになった。 もともとは世田谷あたりで出店を考えていたようだが、偶然見つかった五反田の居抜き物件に縁を感じ、即決したという。間口は小さいが通りに面した奥行きのある店内。以前は洋食業態が入っていた場所だが、ベースを活かし、白壁に木材を使ったシンプルな内装に、和紙や酒蔵の前掛けを飾るなどして、控えめながらもコンセプトにあった演出を施している。しかし今後は白い壁面に大きく「墨を使って、一筆書きで文字を入れようかと」と、大胆で粋なジャパンテイストの内装へ、少しずつ手を加えては時間の経過とともに“らしい”店にしていきたいという。 日本酒は現在35銘柄、40種以上が揃う。うち秋田のものが10種以上あり、全て平見さんが自信を持って薦められるものだけを選んでいるが、個性や特徴などは様々。呑み手による嗜好の違いに応えられるようにと、随時入れ替えもするが、タイプは偏らないように気を配っている。 そして、同店がもう一つこだわるのは、量だ。日本酒は全て60mlと100mlの2サイズで提供。それほど量が飲めないという女性への配慮や、少しずつ複数の種類を楽しみたいという要望を満たすためだ。例えば取材時の日本酒ラインナップでいうと、お薦めの「刈穂 山廃純米生原酒 番外品」(60ml:290円、100ml:480円)や「まんさくの花 特別純米酒」(60ml:260円、100ml:420円)、「鳥海山 吟味良香 純米吟醸生酒」(60ml:260円、100ml:420円)という具合でコストパフォーマンスも非常に高い。 秋田以外では、長野・愛媛・山口・栃木・北海道・広島など全国のものを少しずつ置いたり、被災地東北支援の一環として、東北の日本酒だけを別メニューで用意したりもしている。これらは全てお好みで60mlから燗にすることも可能だ。また、季節によって“にごり”を多く取り揃えたり、同じ銘柄でも随時種類が変わっていくなど常連客をも飽きさせない。 これらに合わせる料理は秋田自慢の食材を活かしたメニューで、まずは「比内地鶏」。中でも、放し飼いで育てられた最高級ランクのものを用いている。肉質は弾力性がありながらも柔らかく風味のある比内地鶏は「タタキ」(580円)、「鳥わさ」(580円)、「皮焼き」(420円)と、「究極!親子丼」(780円)で。続いてSPF(無菌)豚である「シルクポーク」は、「刺身」(580円)、「冷しゃぶ」(580円)、「生春巻き」(560円)などで肉の鮮度を楽しみ、秋田のメジャーブランド「八幡平ポーク」なら「角煮」(560円)、「味噌煮」(560円)などの煮込み料理で旨味を感じたい。 一方、秋田に根ざす郷土料理では、串にささった豪快な自家製「味噌焼きりたんぽ」(1本210円)や、秋田で丁寧に冬場仕込まれたものを取り寄せているという“いぶりがっこ”を使った「がっこと納豆のオーブン焼き」(180円)などがある。そして最後は店長が得意とする“稲庭うどん”の〆がお薦め。「ざるうどん二味」(580円~)、「雪見うどん」(580円)などの冷と、「舞茸うどん」(580円)や「鶏出汁肉」(600円~)の温、気分や季節によって試してみたい。今後は鍋や串などを充実させることも考えているようで、客のニーズに合わせて柔軟に変えていくという。 日本酒好きはもちろん、まだ日本酒に苦手イメージを持っていたり、あまり飲んだことがない方も、気軽に店を訪れてほしいと、平見さんは言う。秋田の酒と料理を通じて、気候風土と歴史の中で育まれた日本の美味しさを伝える新たな日本酒業態「AGI」に、今後も注目したい。

(取材=小野 茜)

店舗データ

店名 和酒バール AGI(アギ)
住所 東京都品川区西五反田1-25-1 KANOビル1F
アクセス JR五反田駅より徒歩5分
電話 03-6417-9180
営業時間 11:30~14:00(平日)
17:00~翌2:00(月~土)
17:00~24:00(日)
定休日 無休(~6月末まで)
坪数客数 15坪・36席
客単価 ランチ750円、ディナー 3000円
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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