蒲田駅・東急池上線の高架下に続く昔ながらの呑み屋街“バーボンロード”に、1月22日、「街呑み 串揚げ どらいち」がオープンする。この蒲田店は、2010年12月にオープンした世田谷中央卸売市場以内「めし処 串揚げ どらいち」に続く2号店目だ。店舗運営するのは、現役飲食コンサルタントの石栗コウジ氏。石栗氏は、大学在学中、外食企業に関心を抱き、松屋商事(現・松屋フーズ)入社。その後、老舗フレンチ「銀座レカン」総支配人などを経て、飲食コンサルタンティングの世界へ。8年間に渡るコンサルティングの間に、「和食ダイニング 酣」、「お取り寄せダイニング 十勝屋」など数多くの繁盛店を手がける傍ら、赤字店の立て直しも多数成功に導いた実績の持ち主だ。また、オーナーの清野浄氏は、洋食和食にとらわれず「日本人の味覚にあう料理とは?」を常にテーマとし料理開発を続けている、敏腕フードプロデューサー。ベテラン両氏の最強タッグで、究極の串揚げ屋となりそうだ。
看板メニューは、串揚げと串おでん。30種類以上を揃える串揚げは、「きのこ」、「れんこん」(各100円)、「もち豚ロース」(120円)、「ささみ」(150円)、「キス」(180円)といった定番串から、「鶏しそめんたい」(230円)、「海老れんこん」(250円)などの創作串まで幅広く揃える。くせのない国産米油を100%使い、素材の持ち味を最大限に引き出すとともに、きめの細かいパン粉を用いて何本でも食べられるサクッとライトな食感に仕上げている。串おでんは、鰹と昆布の風味豊かなだしで煮込む繊細な味わい。「蒟蒻」(100円)、「焼ちくわ」(120円)、「黒はんぺん」、「牛すじ」(各180円)など約20種類を揃え、1本100円~と注文しやすい価格帯で提供する。
一方、アルコールは、ポスト・ハイボールを狙うアイテムとして「生レモンサワー」のラインナップを充実。定番の「生レモンサワー」(380円)をはじめ、「辛口生レモンサワー」(450円)、「真っ赤な生レモンサワー」、「モヒート風レモンサワー」(各480円)など6種類のバリエーションで提供する。ほかに、ジャックダニエルで作るオリジナルハイボール、自家製サングリア、こだわりの焼酎やワインなど、串揚げに合わせてチョイスしたお酒を豊富に揃え、多彩な嗜好に対応する。
「ターゲットは敢えて設定していません。常連だけが集うような店ではなく、一人でも気軽に入れて、またふらっと寄りたくなるような、まったりした空間をめざしたい」と石栗氏。昔ながらの飲み屋街で、敏腕コンサルタントの腕が試される挑戦の始まりだ。
店舗データ
店名 | 街呑み 串揚げ どらいち |
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住所 | 東京都大田区西蒲田7-70-1 東急プラザ第二別館 |
アクセス | JR・私鉄 蒲田駅西口より徒歩3分 |
電話 | 03-6313-4306 |
営業時間 | 16:00~翌4:00 |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 4坪・8席(立ち呑みは2人位) |
客単価 | 2500円 |