神楽坂の目抜き通り沿いに、10月29日、イタリアン「アルバ」がオープン。日本人らしい繊細な味わいと圧倒的なお値打ち感で、味にうるさい地元住民の注目を早くも集めている。料理を担当するのは、ローマやトスカーナでも修業を積んだ廣瀬光司シェフ。都内の有名店に勤めた後、イタリアに渡りローマ、トスカーナにて修業。帰国後、銀座「リストランテ ヴィオレッタ」、乃木坂「ラ リング ア オチアイ」を経てアルバの料理長に就任した若手実力シェフだ。鎌倉野菜やシェフの地元・栃木産豚肉など良質な素材を自ら厳選し、塩とオリーブオイルで素材の持ち味を生かす味つけは、昨今のビストロ料理と一線を画すナチュラルなおいしさだ。
メニューは、500円均一の前菜をはじめ、アラカルトで50品以上を用意。サルディーニャ地方に伝わるパスタ「ブーザ」や、ミントを加えた「トリッパの煮込み ローマ風」(750円)など本場の味が楽しめる一方で、「北海道産牡蠣と春菊のリングイネ」(1500円)、「タラの白子と群馬産下仁田ネギのスパゲッティ」(1600円)といった、季節ごとに変わる日本の旬の素材を味わう料理も揃える。そして脇を固めるのは、この道25年のイタリア人ピッツァ・イオーロが焼き上げる自慢のナポリピッツァ。直径30cm以上のボリュームだが、サックリと軽い生地でぺろりと食べられてしまうおいしさだ。
こうした同店の料理がお得に味わえるのが、今年1月からスタートしたプリフィクスコース。2950円という価格で、本日の小さな前菜、前菜2品、ピッツァ1品、パスタ1品、本日のデザート、カフェが付くお値打ちな内容で、前菜とピッツァ、パスタはすべてアラカルトから選択可能。さらに、人数が多いほど選べる前菜の数が増える仕組みで、女子会などグループ客にも訴求する。
アルコールは、日替わりのグラスワイン450円を充実するほか、ボトルも2800円~と手頃な価格で揃える。ランチも、平日はサラダ、スープ、パン、パスタorピッツァ、カフェで950円という、界隈でもリーズナブルな設定。また、店頭の広々としたテラスは、カフェとして稼働するだけでなく、生産者の顔が見える野菜を販売するマルシェ「青空市場808」も開催するなど、地域密着を打ち出しつつ、幅広いシーンで気軽に利用できる店を目指す意向だ。
店舗データ
店名 | ALBA(アルバ) |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂6-66-1 宝生堂ビル1F |
アクセス | 地下鉄 神楽坂駅1番出口より徒歩3分 地下鉄 牛込神楽坂駅A3出口より徒歩3分 |
電話 | 03-5261-4205 |
営業時間 | 11:30~15:00(L.O. 14:30)、17:30~23:00(L.O.22:00 ) ※土曜は14:30~17:30 もテラスのみカフェタイムで営業 日・祝日 11:30~14:30 L.O.、15:30~21:00(L.O. 20:00) |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 30坪・40席(+テラス10席) |
客単価 | 昼950円~、夜3000円~ |
関連リンク | ALBA |