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スプラウトインベストメントが「魚バカ」ブランド7店舗目となる、活魚卸直営の店「神楽坂 イカセンター」を10月26日オープン!

看板商品「活やりイカ姿造り」 (2900円~)。イカのゲソやエンペラ、クチバシまで、丸ごと豪快に刺身でいただける
店内に設えた自慢の「いけす」には、活イカ・活魚貝が威勢よく泳いでいる
神楽坂の通りに面したビル2階に位置するガラス張りの外観。ブルーのネオン看板が存在感をアピール
全国各地の漁港から「朝獲れ」の魚介を直送して仕入れるので、新鮮さは抜群だ!

(取材=麻生 怜菜)


「魚バカ」ブランド10店舗体制にむけて出店が相次ぐスプラウトインベストメント(神奈川県川崎市、代表取締役 高橋誠太郎氏)の7店舗目、活魚卸直営の店「神楽坂 イカセンター」が10月26日オープンする。

「魚バカ」とは「バカ」がつくほど魚にこだわっていることからネーミングした。このシリーズは、2005年に三浦地魚専門店「上潮家魚バカ三太郎新宿本店」をオープンしたのを皮切りに、2007年には天然地魚居酒屋「銀座魚ばか」、2008年には活イカ居酒屋「新宿いかセンター」、2009年には「桜木町活魚センター」「館山海の物産センター 銀座船形」と出店を重ね、今回の「神楽坂 イカセンター」が「魚バカ」シリーズ7店舗目だ。

高橋氏が飲食に興味を持ったきっかけは、学生時代にサンマルクの上場を目の当たりにして、飲食の可能性を感じたことから。そこで、「サンマルク」や焼き肉の「牛角」、居酒屋「高田屋」、宅配寿司の「銀のさら」などのフランチャイズを作ってきた日本エル・シー・エーに入社し、修行。飲食店展開の経験を積んだ。そこから、釣って食べる体験型飲食店を展開するハーバーハウス(福岡県福岡市、代表取締役社長 高橋和久氏)と出会い、創業店舗としてパートナー契約し「ざうお 横浜綱島店」を開業、1年半で投資回収を実現した。

その後展開したのが、先に書いた「魚バカ」シリーズ。漁港から直接仕入れるルートを作ったことで、常に新鮮な地魚・活魚を仕入れることができるようになった。しかし、供給の問題もあるので、チェーン展開するほど店を増やすことも考えていない。
「専門の卸会社のルートで、最大限魅力を発揮するには10店舗がマックスと考えている。だからこのシリーズでは10店舗体制の展開を目指している」と高橋氏。

今回オープンする「神楽坂 イカセンター」は、「新宿いかセンター」と同様、自慢の「いけす」に活イカ・活魚貝がたっぷりと並ぶ。客単価は4500~5000円。
「本当に美味しいものを求める神楽阪の方にも、『魚バカ』を体験していただきたい。そして神楽坂で認めていただくことで『イカセンター』のイメージアップにもつながれば嬉しい」と同氏。

コンセプトは、身が透き通る活イカと鮮魚。
「肩の力を抜いて美味い海のものを食べに毎日毎晩通える。神楽坂にもこんな店が欲しかった、と愛していただける店を目指したい」と語る。仕入れは、イカに関しては、ヤリイカ、スルメイカ、ケンサキイカ、アオリイカなどを季節ごとに産地を変えながら独自のルートで仕入れている。魚に関しては、千葉県・神奈川県の漁港をはじめとする全国各地の漁港から「朝獲れ」のものを直送して仕入れ。卸専門会社のバイイング力を生かし、千葉・館山の「叉木の金目鯛」「反り鯖」といった注目のブランド魚、活イセエビ、活車エビ、活アワビ、活カワハギなどといった付加価値の高い素材を豊富に取り揃えることもできる。かつ、漁港から自社の軽トラックで全店舗分をまとめて運び、その日のうちに各店で提供しているため、圧倒的な鮮度の商品の提供に成功した。

お薦めメニューは、看板商品「活やりイカ姿造り」(2900円~)イカのゲソやエンペラ、クチバシまで、丸ごと豪快に刺身でいただける。他、常時40~50種の料理を用意するがグランドメニューはないという。「するめごろ焼き」(700円)や「烏賊肝のルイベ」(400円)、「鮮烈刺盛り」(2500円)、「金目鯛姿煮(ハーフ)」(2400円)など、内容や価格は時価となるが、値打ち感のある豪快な鮮魚料理を豊富に取り揃えている。

今後の展開としては、「魚バカ」シリーズだけで10店舗体制を築き、その後、第二のオリジナル業態を開発していく予定。
「スプラウトインベストメントは、1年を3学期制に分けており、今は中2の3学期。まだまだ子供です。でも、そろそろ高校に進学したいですね」と今後の展開について示唆する高橋氏。「Business=Ecstasy」という企業理念「ビジネスそのものがしびれるほど気持ちよくてたまらない」という言葉の通り、ビジネスを楽しんでいる表情が伺える。「今は10億の規模。『魚バカ』10店舗に加え、新業態も合わせて30億のラインが見えるように企業としてのレベルを上げていきたい」と語る。今後の展開が楽しみである。

店舗データ

店名 活魚卸直営の店 神楽坂イカセンター
住所 東京都新宿区神楽坂4-3 神楽坂楽山ビル2F

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アクセス 地下鉄 飯田橋駅B3出口より徒歩3分、JR飯田橋駅西口より徒歩4分
電話 03-6457-5300
営業時間 月~土17:30~23:30、日・祝 ~22:30
定休日 無休
坪数客数 28坪・58席
客単価 3,500円(通常平均)、4,500円(宴会平均)
運営会社 株式会社スプラウトインベストメント
関連リンク 魚ばか
関連ページ 高橋誠太郎氏インタビュー(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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