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高知県発、名物屋台餃子の「えびすの安兵衛」が東京に初進出!10月10日恵比寿東口にオープン!

40メートル以上も続く屋台村「元祖屋台安兵衛」は高知の名物
鉄のフライパンで焼き上げる餃子はシンプルながら、ここだけの味に!
高知より熟練した餃子職人を連れて、恵比寿に堂々オープンする!
注文がきてから、手仕事で餃子餡をひとつひとつ薄皮に包み、パリパリ、サクサクの餃子が完成する

(取材=麻生 怜菜)


高知にて「飲みの締めには餃子!」のスタイルを定着させ、餃子ブームを起こしたエムエフシー(高知県高知市、代表取締役・臼井勝氏)が、10月10日、高知名物屋台餃子「えびすの安兵衛」を恵比寿東口にオープンする。1店舗目「元祖屋台安兵衛」は、昭和45年、高知市の繁華街の外れに屋台として開業した。毎日屋台を組み立て、仕込みが終わると提灯に火が灯り、お客の注文を受けてから、熟練の職人が一つ一つ薄皮に餡を包み、鉄のフライパンで焼き上げる。屋台発の高知の餃子は、たちまち口コミで人気が広がり、「餃子を食べるなら屋台へ」、「飲みの締めは餃子」というブームを起こした。週末は500~600皿出るという脅威の人気ぶりで、今や、高知での観光案内の名物スポットとして、この屋台が入っているほどだ。2~3店舗目の「いまどき安兵衛」、「ひろめで安兵衛」は、4年前に高知市内にオープンした。1店舗目「元祖屋台安兵衛」は、屋台のため雨風の影響で開店できないこともあったが、「いまどき安兵衛」は店舗、「ひろめで安兵衛」は大衆感たっぷりの高知の台所「ひろめ市場」内のフードコートに展開。いずれも連日大盛況の賑わいとなった。そして今回、東京からの客の熱い要望にも応えて、4店舗目を恵比寿に展開することとなった。恵比寿に出店を決めたのは、生活の中の1コマとして「安兵衛」が存在してほしいという臼井氏の考えからだ。「恵比寿は働いている方も多いし、住人も多い街。だから平日は同僚と飲み、その締めとして。また、休日は友人と気軽な食事に……というように、日常の中で「安兵衛」を利用していただければ。すでに、高知では日常の身近な食としてすっかり定着している餃子の文化が、東京にも広がってほしい」と同氏は語る。コンセプトは、シンプルに昭和45年から続く味を受け継いでいくこと。「今の時代には逆行していますが、特別な材料を使うわけでもなく、また、餃子の種類があるわけでも、餃子の羽が大きいとか見た目が派手なわけでもありません。職人が、熟練の技で焼き上げたシンプルな餃子。この味を食べるためだけに、わざわざ遠くから来てくださる方もいる。だからこそ、今まで続いてきた。これからも実直に続けていきたいですね」と同氏。基本は餃子一本。職人が仕込みから手作りで行い、注文がきてから薄皮に餡をぎっしり包んで鉄のフライパンで焼き上げる。注文がきてから餡を包むのは、皮が薄いために作り置きができないからだ。仕込みから包み、焼きまで一人前になるまでに一年はかかる。今回の恵比寿店にも、高知から3名の職人を連れての出店だ。料理構成は、「焼き餃子」(7個入り420円)「水餃子」(7個入り420円)。これらは高知と同じ価格で提供する。餃子の餡は、豚肉・キャベツ・ニラ・しょうが・ニンニクという定番の組み合わせながら、野菜がたっぷり多めに入っている。青森産のニンニクは「匂いが残らない」と女性ファンからも好評だ。他にも、「らーめん」(500円)、「チャーシュー飯」(350円)、高知特産のしらすを使った「じゃこ飯」(350円)などのメニューも。また、酒の肴としてぴったりな、高知県の名物の一つ鰹の内臓を原料とした塩辛「酒盗(しゅとう)」なども賞味できる。お酒の方は、高知ならではの地酒を各種取り揃えた。「土佐の飲み倒れ」という言葉通り、高知はビールの消費量が1位の県でもある(ちなみに2位は東京都)。安兵衛餃子は、ビールや酒がすすむ絶品の餃子である。ビールや地酒と共に、パリパリでジューシーな餃子を是非味わってみてほしい。果たして、東京でも「締めの餃子」文化が根付くか。今後が楽しみである。

店舗データ

店名 えびすの安兵衛
住所 東京都渋谷区恵比寿4-9-15 荻原ビル5 1F

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アクセス JR・地下鉄恵比寿駅東口より徒歩5分
電話 03-3445-3008
営業時間 17:30~翌3:00
定休日 不定休
坪数客数 15坪・35席
客単価 1500円~2000円
運営会社 株式会社エムエフシー
関連リンク 安兵衛
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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