東京・福岡・広島に飲食店を10店舗、アパレル3店舗を経営しているのがコンプリート・サークル(広島市中区八丁堀13-15八丁堀ビル3F 代表取締役・内田優二氏)。おしゃれな若者を中心に人気を獲得している同社が、4月16日、東京・銀座2丁目の銀座トレシャス6Fに「SUZU CAFE ginza」をオープンした。銀座通りに面したこの建物は、同日にオープンする新たな商業施設。「銀座コンシャス」をコンセプトとし、銀座に集う20代~30代の高感度な女性の感性を満たす。テナント数は全18店舗。「SUZU CAFE ginza」はその中の1店で、同社にとっては渋谷の「SUZU CAFE」に続き、今回が東京2店舗目となる。同社の店づくりの特徴は、アンティーク家具やデザイナーズ家具などを配したおしゃれでゆったりとくつろげる空間。今回も50年代~70年代のアメリカン・アンティーク家具を多用し、アパレルを手がける会社らしく、ベンチシートはネルシャツやスウェードの生地を縫い合わせてパッチワーク調に仕上げたものを配置した。これらの内装家具や店のロゴマーク、ショップカードはすべて自社の関連会社でデザインしている。ウィンドウからやわらかい日差しが入り込むテーブル席は、ペンキ跡が残った足場材を床部分に用いてナチュラル感を演出。一方で、ソファ席はゴールドと紫を基調としたラグジュアリーな空間にした。最大12人を収容できるVIPルームには花柄の壁紙を用い、金色の輝く空間に仕上げた。気軽なカフェからランチ、ディナー、バーまで、ざまざまなニーズに対応できる店舗となっている。ちなみに夜は深夜3時まで営業。メニューはフレンチと和食のテイストを取り入れた創作料理を多数揃える。「春の貝と山菜のフリット からすみのブリュレに乗せて」1500円や、「宮崎県産霧島豚の軽い煮込み 梅肉・蜂蜜とニョッキの香り」1600円など。ほかにランチでは”野菜をとるランチ”と謳って「大きめ野菜のグリーンカレー」1000円なども揃える。デザートは季節感を意識した「SINRYOKU-新緑-(苺の和風タルト 抹茶のムース)」1000円や、時代のニーズにマッチした「米粉のシフォンケーキ」850円など、全12種を用意。コーヒー、紅茶のほかに日本茶や中国茶も揃える。広報部は「これからもカフェが文化の発信の中心になるように、当社のスタイルを広げていきたい」と意気込む。今まで銀座にはなかった”五感を刺激するカフェ”を目指していくという。同社は2010年3月16日には、広島県内の「salad BAR 1380」を立ち飲み業態「tanding KUSHI bar 1380 」にリニューアルオープンさせた。さらに3月19日には、同県内に4世代対応型の「Steak & Pasta scoop (スコップ) 」をオープン。今回の新店舗も含めて、このところ出店が相次いでいる。
店舗データ
店名 | SUZU CAFE ginza(スズカフェ 銀座) |
---|---|
住所 | 東京都中央区銀座2丁目6-5 銀座トレシャス6F |
アクセス | 地下鉄有楽町線銀座一丁目駅 徒歩1分 地下鉄銀座駅 徒歩5分 JR有楽町駅 徒歩5分 |
電話 | 03-6228-6090 |
営業時間 | 11:00~27:00 月~木・日 Food L.O.23:00/Drink L.O.26:30 金・土 Food L.O.26:00/Drink L.O.26:30 |
定休日 | なし |
坪数客数 | 56坪・90席 |
客単価 | 昼1200円 夜2500円 |
運営会社 | 株式会社コンプリート・サークル |
関連リンク | SUZU CAFE ginza(ぐるなび) |
関連リンク | コンプリート・サークル |