昨年2月にオープンし、もっちもちの“オリジナル極太生パスタ”でメディアでも話題の「Osteria Casa Yoshida Pasta Bar 葡萄酒場&tapeo 287st」(オーナーシェフ・吉田宏介氏)が、2月9日で一周年を迎える。
太さ2.5mmのオリジナルフレッシュ極太生パスタは、厳選したデュラム小麦と塩、水だけで作る、こだわりの完全無添加。デュラム小麦の外側を、日本酒の大吟醸のように削り、中心部分のみを贅沢に使用するという製法で、小麦本来の味わいと、噛み応えのあるもっちもちの食感は、“一度食べたら病みつき”“どこにもない、究極のパスタ”と大評判だ。
看板パスタは、牛スジとバラ肉を約7時間かけて香味野菜と赤ワインでトロトロに煮込み、コラーゲンたっぷりの「吉田グレービーソースwith 半熟玉子&チップス」(1,500円)と、新鮮な伊勢海老の味噌と生クリームを合わせた「海老みそ濃厚クリームパスタ」(1,700円)で、個性の強い麺同様、どちらも主張のある濃厚なソースで人気を二分する。
この他、日替わりの「本日の吉田のフレッシュ生パスタ」(2,300円)や、久米島直送の車海老と島トウガラシ、泡盛とシークワサ―で風味付けした「島ぺペロン」(2,400円)、インド人シェフの賄いの味「ラジュのインディアンエキゾチックトマトチキングリルスパゲティー」(2,500円)、イタリアの食堂で出会ったという「絶望という名のシンプルスパゲッティ、ポウェレッロ・白トリュフの香り」(2,600円)など非凡なメニューが並ぶが、さらに10種の麺、20種のソース、食材やトッピングを自由に組み合わせることができる「お客様だけのオーダーメイドパスタ」(1,800円~)もあり、同店のテーマ“Brand new Pasta”“Deep Pasta Style”通り、新しい形の、ここだけの奥深いパスタが愉しめる。
パスタ以外のメニューは、「宮崎産霧島豚の自家製パンチェッタ」「イタリア・プーリア産、セミドライトマトのマリネ」など前菜が500円から。中でも「ぷりぷり国産牛白モツとヤゲンのアーリオ・オーリオ」(1,300円)と、都内はもちろん、生産地以外は一般流通しておらず、生産者から直接買い付けの「宮古島直送・放牧あかぶたのグリル」(2,000円)は、シェフ一押しのメニュー。
オーナーシェフ吉田氏は、服部栄養専門学校卒業後、フレンチヌーベルキュイジーヌの旗手石鍋裕氏の「クィーンアリス」における4年半の勤務からキャリアをスタートさせ、出身地の仙台と、最後は沖縄のホテルで料理長を務めた後に独立したが、その間オーストラリアのレストランで働き、バックパッカ―で10ヵ国、世界一周の「ワールドクルーズ」のヨーロピアン部門のシェフとなり乗船、更に30ヵ国余を回ったという稀有な経験の持ち主。
ゆえに料理は、ベーシックなイタリアンパスタを主軸にしながらも、世界各国の名物料理や郷土料理、文化から受けたインスピレーションを元にした、視野の広い独自の料理観を表現している。同様に、“自らのパーソナリティを、レストランいう舞台で表現した”という店全体も、北欧とラテンの雰囲気を混在させた、独特の異国情緒に溢れている。
この一周年記念には、「吉田祭り」と題して、じゃんけんで勝ったらランチ無料など、数々の企画(※詳細はHPを参照)を予定しているというが、今後もますますファンを増やすであろう、一際個性際立つ人気店である。
店舗データ
店名 | Osteria Casa Yoshida Pasta Bar 葡萄酒場&Tapeo 287st |
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住所 | 渋谷区渋谷2-8-7 青山宮野ビル1F |
アクセス | 渋谷駅・表参道駅より各徒歩7分 |
電話 | 03-6805-0940 |
営業時間 | 昼11:30~14:30、夜18:30~24:00(L.O.23:30) |
定休日 | 日曜日 |
坪数客数 | 14坪・35席 |
客単価 | 昼1000円、夜5000円 |
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