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“魚串”を進化させたまったく新しいスタイルの‘鉄板立ち飲み’「UOSAI」が東銀座オープン!


2009年9月末、東銀座のマガジンハウスビルすぐ近くのエリアに“鉄板立ち飲み”という看板を掲げた新業態の店「UOSAI」がオープン、まだメディアでの紹介がまったくなされていない店だが、オープン2ヶ月あまりで、すでに口コミで相当な人気を博している。
シンプル&モダンな清潔感あふれる店内は、従来の「立ち飲み屋」のイメージを覆すおしゃれな雰囲気。最大24名のキャパシティだそうだ。そして、なんといってもこの店のウリになっているのは、新鮮な魚介類の「鉄板串焼き」。立ち飲みの串物といえば、炉辺焼きや炭火焼が定番だが、ここの「鉄板串焼き」はいまトレンドになりつつある“魚串”を鉄板焼きにしたもので、魚介と野菜を組み合わせ、素材ごとに考え抜かれたオリジナルソースとともに供される。
「鉄板焼きレストランというのは『高い店』というイメージがありますが、僕は、この鉄板を使って、安い値段で十分にお客様に楽しんでもらえる新メニューを考案して、飲食業界に新風を吹かせたかった」。そう語るのは、オーナーの赤堀司氏。赤堀氏は、恵比寿で5年間ダイニングバーを経営した後、単独で飲食店のコンサルティングやアドバイザーを務めながら、「UOSAI」のアイデアを温めて続けてきたという。
店の一番人気メニュー「金目鯛とミニトマト 黒胡椒ソース」は、鉄板であっさりとよい加減に焼かれた鮮度のよい金目鯛にしっとりした黒胡椒ソースが添えられている。これが1本280円。その他、「たこと玉ネギのひじきソース」350円、「まぐろと長葱 ガーリックソース」530円、「イカと椎茸のカレーソース」430円など、串メニューは魚介類を中心に、1本280円~700円。「次の串には、どんなソースがついてくるのか?」というワクワク感を客に持たせる上手い工夫にもなっている。また、すべての素材はオリーブオイルで焼かれているため、カロリーを気にする女性客にもウケがいい。
ここで使用される鮮度のよい採れたて魚介類は、すべて築地からの直送。実は、焼き場を守る店長の芹澤裕矢氏は、日中は魚河岸に勤務。仕入れは、直接芹澤氏が勤める河岸から、ということで、コストを最大限抑えることが可能になっている。
また、立ち飲みに欠かせないお酒については、ここではワインが主体。魚介類によく合う飲みやすいイタリアの銘柄を中心に、赤&白ともにボトルで1700円から。十分に飲んで食べて、客単価は2500円前後といったところ。「最初は椅子席を4席のみにしていましたが、腰を落ち着けてゆっくり料理を味わいたいというお客様からのリクエストがあまりにも多かったので椅子席を急遽増やしました」と赤堀氏。
東銀座では、2010年に歴史ある歌舞伎座が取り壊され、新しく商業&オフィスビルが誕生する。今はまだ静かなこのエリアだが、今後は、新しい食のエリアとして注目度が高まるのではないだろうか。「UOSAI」はその先駆けの店といえそうだ。

店舗データ

店名 鉄板立ち飲み UOSAI
住所 東京都中央区銀座2-15-12 シンメイ銀座ビル1F

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アクセス 日比谷線・都営浅草線 東銀銀座駅徒歩4分
電話 03-6228-4664
営業時間 17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 日曜・祝
坪数客数 10人(着席時) 24人(立食時)
客単価 2,300円
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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