「subLime(サブライム)」、「ととしぐれ」などの居酒屋業態を展開する株式会社サブライム(東京都新宿区高田馬場、代表取締役・花光雅丸氏)は、11月23日、直営18店舗目となる「エビス 高田馬場店」をオープンした。 「エビス」は、国産の牛もつにこだわったもつ鍋を中心に、手羽先から揚げや馬刺しなどを低価格で楽しませる新業態。高田馬場店に先駆けて、10月30日に平塚店、11月10日に川口店がオープンしており、同店で3店舗目となる。平塚店では、同社初となるビルイン店舗での出店だが、開業資金500万以内のオープンと、初期投資を抑えた出店戦略は変わらない。 メニューは約70品。看板商品の「博多牛もつ鍋」(2人前・1790円)は、牛テールベースのスープを使用。隠し味に柚子を使用したさっぱりとした醤油味、北海道産の生クリーム、バターを使用し、濃厚に仕上げた味噌味、香辛料をブレンドし、あっさりとした中にパンチのある塩味の3種類のスープを用意する。牛もつは、卸業者から直接仕入れ、保存方法にこだわり、鮮度のよいぷりぷりの状態で提供する。その他、薩摩地鶏を使用した4種の味が楽しめる「手羽先から揚げ」(490円)、鮮度抜群「馬刺し4点盛」(1290円)や、「馬根のネギ塩炒め」(790円)、1kgものボリュームで提供する「ギガポテト」(790円)などを用意している。またアルコールは、「エビス」生ビールをジョッキで390円で提供するほか、「白鹿」(辰馬本家酒造株式会社)と共同開発した「山田君ハイボール」や、サッポロビールが推薦する「ジンジャーハイボール」など約80品。近隣のサラリーマンに加え、週末は家族連れのお客もターゲットにしている。 同社は、2009年度は12店舗を出店しており、現在18店舗を展開する(屋台をのぞく)。今後の戦略としては、FC・ライセンス展開を視野に入れ、来年中にととしぐれ業態、エビス業態をブラッシュアップし、年間20店舗を展開する予定。「経済状況が悪いうちに居抜き物件等をうまく利用し、初期投資、ランニングコストを徹底的に抑え、この景況化の中でも安定的な収益を得れる店舗展開を図る」と語るように、2010年度も同社の快進撃は続きそうだ。
店舗データ
店名 | エビス 高田馬場店 |
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住所 | 東京都新宿区高田馬場3-4-11 BaBa Hatch1F |
アクセス | JR高田馬場駅から徒歩3分 |
電話 | 03-3365-5875 |
営業時間 | 日~木17:00~翌1:00 金・土・祝前日 17:00~翌5:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 25坪・ 40席 |
客単価 | 2,800円 |
運営会社 | 株式会社サブライム |
関連リンク | 株式会社サブライム |