博多で「海亭」「三雲屋」「ほるMOON」の3業態5店舗の居酒屋を経営するメイクカンパニー(福岡市、代表取締役・水崎雅裕氏)が東京初出店、本場博多もつ鍋居酒屋の「博多三雲屋」を8月20日恵比寿にオープンした。
外装はシンプルに一面の黒壁が目印。民家を改築した店内は、1階に高級和食店「如水」がオープン予定だが、2階はモツ鍋「三雲屋」が先行してのオープンとなる。壁には博多の祭り・山笠のポスターや手ぬぐいなどが飾られ“博多の日常や雰囲気”がテーマ。既存店と同じテイストを出すため、解体から二ヶ月かかる工事に地元の大工さんを招聘し、料理スタッフはもちろん、ホールスタッフも皆博多から。手洗いには博多の方言が貼られ、スタッフはあえて博多弁で接客する。
メニューは“博多・味のニ刀流”と題して、「水炊き」(2,100円)ともつ鍋が二大看板。もつ鍋は定番の醤油・味噌(980円~)から、同店オリジナルで大好評の「元祖・梅風味(梅とワサビのおとな味)」(1,260円)と、かつおだしベースで自家製ぽん酢につけて食す「ぽん酢味」(980円)まで4種が揃い、もつは新鮮な国産豊後牛のもつだけを使用するこだわりだ。さらに珍しい“至高のすき焼き・もつ鍋の裏味”と謳う、すきやきのモツバージョン「名物 もつすき」(1,360円)もある。卓上には博多で大ブレイク中で品薄となっているという「ユズスコ」も置かれ、鍋だけでなく様々な料理に合うと好評 だ。(上記鍋は全て2名より・一人前の価格)
また、一品料理は毎朝九州から空輸で入荷する新鮮魚が自慢で、特に博多の郷土料理「胡麻サバ」は必食のおススメメニュー。さらに明太子に細切り昆布を載せて漬け込んだオリジナル「三雲屋の昆布漬け明太子(生・炙り)」(各820円)や、「博多鉄鍋ギョーザ」(630円)、自慢の「百年床のぬか漬け盛り」(600円)などメニューは約60種に加え、本日のおすすめも10品ほどと充実。鍋を食べない場合でも、気軽に楽しめる居酒屋として使ってほしいという。
都内では数年前から屋号等に“博多”とつく居酒屋が激増したが、しかし実際にはゆかりのない会社も多く、博多に店を持つ店に至っては都内でも極めて稀で、恵比寿でも実はここだけという。“本物の博多の味を提供したい”という思いで、東京初出店に踏み切った。
都心にいながら、味も雰囲気も“博多”を感じられる、恵比寿にまた一つ名店の誕生だ。
店舗データ
店名 | 博多 三雲屋 恵比寿店 |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿南3-4-2 2F |
電話 | 03-3715-2126 |
営業時間 | 17:30~25:00(L.O.24:00) |
定休日 | 不定 |
坪数客数 | 30坪 70席(テーブル30席・座敷40席) |