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【海外取材企画】フードスタジアム主催ハワイホノルルツアーレポート


2014年5月15日(木)~18日(日)、株式会社ゼットン 代表取締役 稲本健一氏にご参加いただき、フードスタジアム主催海外視察ハワイホノルルツアーが開催された。

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ALOHA TABLEにて、稲本代表にハワイ飲食の最新トレンドのレクチャーを受ける。

「なぜ、ハワイに出店したいのか。オーナーがハワイに行きたいだけの店は潰れる。確固たる信念と強い意志がなければ必ず失敗する。そこに来るお客が何を求めているか。それは、日本であろうが、海外であろうが同じ。自らが動き、自らマーケットを知ること」だと、ハワイの難しいビジネスの成功も失敗も目の当たりにしてきた稲本氏は話す。

ハワイ飲食の最新トレンドとして注目を集めている業態は、”ガストロノミー(gastronomy)”と”パブ(pub)”を組み合わせた「ガストロパブ(gastro pub)」。お酒を楽しむだけでなく、美味しい料理を目当てに楽しめることが、ハワイで暮らす人々の日常の一部となりつつある。また、ハワイの味つけは全体的に濃い。塩辛い(solty)ではなく、辛い(hot)がローカル好み。もしくは、甘い(sweet)が好まれる。

ハワイビジネスは難しいとされるなか、次から次へと出店が続くほど、ハワイビジネスは人気。しかし、運良く物件が見つかっても、「アルコールライセンス(酒類の販売許可)の有無」、「グリーストラップ(厨房からの油脂を含んだ排水を一時せき止め溜めておく装置)の設置義務」、「労働ビザの申請(日本から原地で働くスタッフ)」など、日本とは異なる必要条件がある。総投資額は最低でも30~40万$(3000~4000万円)が必要であり、まずは投資をしてみないと日本から現地で働くスタッフのビザが降りるかもわからないという。

しっかりと現地の立地特性を知らなければ、新規出店での成功も遠い。例えば、カパフル通りは、通称ローカルレストラン通りと呼ばれ、ローカル店のクオリティが高い。新規出店する際は、これを超えなければならないので、経営は一筋縄では行かないエリアだ。世界中から人がたくさん集まるハワイだからこそ、この小さな島の中でいろいろな国の料理が楽しめることも、ハワイの魅力の一つだ。個性的で地域に合った店舗展開がハワイでの成功の第一歩となる。

稲本氏は、9月にハワイ3店舗目となる新店舗、ナチュラル&ヘルシーなオールデイ・カフェ・ダイニング「HEAVENLY(ヘブンリー)」をワイキキにオープンする。

<ハワイ視察店舗リスト>

■1日目

(昼)

・ALOHA TABLE

ワイキキのメインストリート、カラカウア通りのDFSギャラリアの東側にある「ALOHA TABLE」は、ゼットン稲本健一氏のハワイのローカルフードをテーマにしたハワイ本店。ウッディな落ち着いた店内と心地良い風を感じるテラス席。人気メニューは、「プレミアム・コーベスタイルビーフ・ロコモコ」。ご飯の上に、厳選された神戸ビーフのハンバーグをのせ、マッシュルームとオニオンのじっくり煮込んだデミグラソースをかけて提供する。また、ワイキキでは、ディナー営業が早く閉まってしまう店が多い中、深夜まで営業する貴重な存在となっている。

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(夜)

・Izakaya Tairyo

アラモアナセンターから徒歩1分のピイコイ通りにある、漁師旗のド派手な外観が目を引く「Izakaya Tairyo」。店内には、漁で使用する網やガラス製の浮き、大漁旗などが飾られ、漁師町の酒場そのもの。築地から直送される新鮮な魚介や地元ハワイ産の野菜をたっぷり使った豪快な漁師メニューが売り。人気の「せいろ蒸し」がハワイで食べられるのはここだけ。アルコールは、ビールから日本酒、焼酎、ハイボールまで豊富に揃える。オーナーは、株式会社ジェオプロジェクト新田治郎氏。「芋蔵」「ほっこり」「てしごと家」など、日本全国で80店舗以上の飲食店を展開する。

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・Sushi Izakaya Gaku

サウスキングストリートとケアモク交差点近く。目立たない立地ながら予約が取れないことも多い「Sushi Izakaya Gaku」。ハワイの人気日本食店イマナス亭の元寿司シェフと、日本のなだ万で数年間修行を積んだ板前が作り出す本格的な日本料理は、ローカルからも絶大な人気を誇る。新鮮な魚の並ぶショーケースの前のカウンター席は、寿司シェフの手さばきが見える特等席。おつまみ感覚で食べられるひとくちサイズの「Sushi Roll」や自家製豆富の旨ダシゼリーかけ「Gaku’s Original Tofu Jelly」など。寿司以外に、居酒屋メニューにも定評がある。素材にこだわり、寿司ネタは日本の築地より、魚は毎日現地の魚市場で新鮮なものを仕入れている。

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・Chez Kenzo Bae and Gril

サウスキングストリートとケアモク交差点近くのBank of Hawaiiのビルの1階の一番奥にある「Chez Kenzo Bae and Gril」。少し暗めの店内には、バーカウンターとテーブス席。大きなモニターがあり、スポーツバーのような気取らない雰囲気がローカルに指示されているとか。オススメは、ジューシーな「メンチカツ」。サイドに添えられたマッシュポテトも美味しい。手頃な価格のユニークなオリジナルメニューを中心に、100種類以上ラインアップし、「ここでしか食べられない」とローカルの心をキャッチしている。

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・IZAKAYA NARU

ハワイ大学の近く、サウスキング通り沿いにある「IZAKAYA NARU」は、エイジアキッチン、吉崎英司氏のハワイ店。沖縄料理を中心に、日本の居酒屋文化をハワイへ発信する。白い大きな暖簾のかかった和風ファザードが存在感を放つ。アットホームで居心地の良い雰囲気は、ハワイに居ながらも日本にいるような気分にもさせてくれる。必ず食べたいのは「自家製 羽根つき焼き餃子」と「自家製麺 沖縄そば」。丁寧な接客や手書きのメニューがローカルたちに好印象。深夜2時まで営業。

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・Shokudo Japanese Restaurant&Bar

アラモアナショッピングセンターの裏手にあるカピオラニ通りとカヘカ通りの角にあるビルの1階「Shokudo Japanese Restaurant&Bar」は、「石焼のご飯」や「寿司ピザ」など、日本食をベースに和洋中さまざまなスタイルを融合させた料理が一度に並ぶ、日本家庭のダイニングルーム(食堂)がコンセプト。暖色系でまとめられたモダンなインテリアの空間は、インテリアデザイナー森田恭通氏によるもの。看板メニューの食パンを丸ごと1斤使った「ハニートースト」は、特に人気で誰もが注文するとか。連日いつも行列のできる話題のフュージョン・ジャパニーズのカジュアル・レストラン。オーナーは、ダイヤモンド ダイニング インターナショナル コーポレーションのヒデ・サクライ氏。

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■2日目

(昼)

・PIONEER SALOON

ローカルに人気のフードスポットが立ち並ぶダイアモンドヘッドの麓、KCCファーマーズマーケットに向かう途中のモンサラット通りにあるプレートランチ店「PIONEER SALOON」。「メンチカツ」や「ハンバーグ」、「カレー」など日本のお弁当屋さんという感じのメニューがレジ横の黒板に書かれている。ご飯は、白飯、玄米、しそわかめ、五穀米から選ぶこともできる。廃材を利用するなど遊び心があるビンテージ風の空間は、ゆったりとしているが席は少なめでEat inとTo Goの両方可能。オープン以来、ジワリジワリと人気と知名度が上がり続けているとか。手頃で美味しい店を求めるローカルたちからも大人気。

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・Monsaratt shave ice

「PIONEER SALOON」の隣の路地にひっそりと佇む、隠れ家のようなかき氷店「Monsaratt shave ice」。ふわふわのかき氷に、着色料などは一切使用していない生のフルーツと砂糖だけでつくった自家製シロップをかける。甘さも控えめで体にやさしく、フルーツの自然な甘さや酸味を楽しむことができる。1番人気の「ゆず」は、すっきりとした酸味が特徴。「MKスペシャル」は、黒蜜シロップとアズキ、モチ、バニラアイスクリーム、きなこがトッピングされていて、ローカルの間でも絶品と人気。経営者は、ケンタ・ナガノ氏。

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・Ono Seafood

アヒポケ丼を食べるなら、ローカルからも大人気のカパフル通り沿いにあるアヒポキのテイクアウト専門店「Ono Seafood」へ。注意していないと、見逃してしまうぐらい小さな店なので要注意。オーダーが入ってから、新鮮な魚を塩、醤油、油などで和えて、ひとつひとつ丁寧につくってくれる。ワイキキの中心から少し離れている立地でありながら、次から次へ、所狭しとお客がやってくる。テイクアウトして、カピオラニ公園に持って行って食べるのがロカール流。「Ono」はハワイ語で「美味しい」の意味。

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・Bogart’s Café

「PIONEER SALOON」の向かいにある、ローカルに人気の朝6時から開いているカフェ「Bogart’s Café」。朝ラン後のローカルたちで賑わっている。「アサイーボウル」は、ボリューム満点で大人気。そのほか、「ママズ フライドライス」も絶品。マッシュルーム、アスパラガスなどの野菜が沢山入ったピラフに近い味付け。かなりクオリティ高いので、ぜひオススメ。

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→ 【海外取材企画】フードスタジアム主催ハワイホノルルツアーレポート2へ続く

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