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野毛のランドマークを目指し、6店舗が横丁に集結。「野毛一番街」がオープン

野毛エリアのちょうど中心にあたる場所に立地するビル1階。元コンビニの物件が横丁へと生まれ変わった
串焼き ビストロ ガブリ
肉バル ビーフキッチンスタンド
炭火焼き鳥 ゴツボ
串揚げ×カレーうどん ブル
魚と酒 はなたれ
韓国屋台居酒屋 野毛韓兵衛
写真左からオムニバス代表の新澤氏、FirstDrop代表の平尾氏、奴ダイニング代表の松本氏

JR桜木町駅と京急日ノ出町に挟まれた野毛エリアは、多くの酒場が軒を連ねるはしご酒の聖地として知られる場所だ。そんな野毛エリアの真ん中に、2月26日、「野毛一番街」がオープンした。ビル1階の約45坪スペースに、6つの店舗が集まる横丁空間だ。

同施設の開業のきっかけを作ったのは、「魚と酒 はなたれ」などを展開するFirstDrop(神奈川県横浜市)の代表、平尾謙太郎氏。「昨年夏、このビル内に当社の事務所を移転してきました。すると、折しもビル1階に入っていたコンビニが年内には撤退するという話を耳にしたんです。酒場の聖地、野毛のちょうど真ん中に当たる好立地。ここで何かをしたい!と、名乗りをあげたのがきっかけです」と平尾氏は話す。平尾氏は、上大岡で横丁を手掛けた経験のある、オムニバス(神奈川県横浜市)の代表、新澤聖樹氏へ相談。この広さを生かすには横丁が最適との考えに至り、新澤氏と、さらに「肉バル ビーフキッチンスタンド」を展開する奴ダイニング(東京都千代田区)代表の松本丈志氏に声をかけ、彼らを中心に横丁開業計画が始動した。

出店テナントは、横浜を中心に複数店舗を展開する、力のある飲食店を誘致した。新澤氏の「串揚げ×カレーうどん ブル」、松本氏の「肉バル ビーフキッチンスタンド」、平尾氏の「魚と酒 はなたれ」に加え、「串焼き ビストロ ガブリ」、「炭火焼き鳥 ゴツボ」、「韓国屋台居酒屋 野毛韓兵衛」の計6店舗だ。魅力ある店をそろえ、野毛のランドマーク的存在になることを目指している。店舗全体の設計は、新澤氏のオムニバスが担当。同社は居酒屋の展開に加え、飲食店の設計事業も行っており、飲食店目線を強みとした設計のノウハウを持つ。今回、新澤氏が店内設計で意識したのは、各店舗同士、極力、仕切りや壁を減らすことだ。お客が席に座った際、他店舗の様子がよく見えるようなつくりにし、「次はあの店で飲みたい」と、はしご酒を促進する仕掛けとなっている。また、外壁を極力ガラス張りにして、外からも中の様子がよく見えるようにしたほか、中の通り抜けも可能。外との隔たりを極力排した、開放的な空間を意識している。加えて、特筆すべきは建物の敷地内に配置した外席だ。「建物の周囲にスペースがあったため、路上にはみ出さずに席が置けるのは幸いでした。外の解放感に包まれて飲むのは、やはり酒場の醍醐味です」と平尾氏。

2月26日のオープン後、大々的な告知はしていないものの、集客は順調に推移。全店舗合計の客数は500人を超える日もあるという。「集客は好調で、横丁だからこそ来店してくれたお客さまも多く、相乗効果を感じています。また、複数の店舗で運営することで、多くの視点からよいアイディアが生まれたり、他店のノウハウも学んだりと、メリットは大きいですね」と平尾氏。松本氏も、「1店舗だけでは作れない空気感、パワーが生まれる」と、横丁の魅力を話す。

「今後もチャンスがあれば横丁作りに挑戦したい」と平尾氏は意気込む。「横丁ならば、1店舗のみでは出店の難しい都心部や、地方での地域活性化も可能。今後も横丁の可能性を探っていきたい」とも。「野毛一番街」とは、野毛の「一番」になるという想いを込めて付けられたネーミング。野毛の中心地から、野毛の酒場シーンを盛り上げる存在に向かって、6店舗で力を合わせて邁進中だ。

入居テナントの詳細は以下。

■串焼き ビストロ ガブリ
ロティサリーチキンの「LA COCORICO」などの飲食店を展開するRYコーポレーションによる居酒屋。A4ランク以上の黒毛和牛や朝挽き信玄鶏、ジビエなど多様な肉の串焼きと、フレンチを融合させたオリジナルのおでんがウリ。
電話:045-315-5461、坪数客数:8坪27席、客単価:2300円、運営会社:株式会社RYコーポレーション

■肉バル ビーフキッチンスタンド
都内や横浜で展開する奴ダイニングの「ビーフキッチンスタンド」が出店。「名物ビフテキ(50g)」「手ごね生ハンバーグ(60g)」(各290円)など、リーズナブルな価格設定で、小ポーションを多種類をつまめるのが特徴の肉酒場。
電話:045-308-8529、坪数客数:10坪40席、客単価:1500円、運営会社:株式会社奴ダイニング

■炭火焼き鳥 ゴツボ
運営は、たこ焼きバーや焼鳥業態を展開するサンクスリー。5坪ほどの店内で、炭火焼きの焼鳥が楽しめる。備長炭で焼く焼鳥は1本150円~からとリーズナブルに用意。多様な部位の焼鳥のほか、野菜巻きもそろう。
坪数客数:5坪22席、客単価:1800円、運営会社:株式会社サンクスリー

■串揚げ×カレーうどん ブル
同施設の設計も担当した新澤氏のオムニバスによる、串揚げとカレーうどんの居酒屋。細かいパン粉であっさりと食べられる創作串揚げは、1本99円~。加えて元ホテルコック考案の、素材にこだわった「カレーうどん」(599円、ハーフ399円)が看板商品。
電話:045-315-7140、坪数客数:6坪22席、客単価:1500円、運営会社:株式会社オムニバス

■魚と酒 はなたれ
同施設の仕掛人、平尾氏の「はなたれ」も出店。横浜や都内で展開する、捌きたての鮮魚と地酒がウリだが、この店舗の看板商品は、注文後に巻く「地卵出汁巻き」(520円)。日本酒は15種類以上をそろえ、1杯500円均一で提供。
電話:045-341-0750、坪数客数:7坪31席、客単価:2300円、運営会社:株式会社FirstDrop

■韓国屋台居酒屋 野毛韓兵衛
本場韓国の味を再現しながら、独自性を加えた韓国料理がウリ。オリジナル餡で食べさせるチーズタッカルビをはじめ、「チュックミ」というイイダコを使った激辛鉄板料理、生クリームマッコリなどを用意する。
電話:045-341-4559、坪数客数:10坪40席、客単価:2300円、運営会社:株式会社YOSHITUNE

(取材=大関 愛美)

店舗データ

店名 野毛一番街
住所 神奈川県横浜市中区野毛町1-52 キャッスル野毛 1F
アクセス 桜木町駅、日ノ出町駅から各徒歩5分
営業時間 【平日】17:00~24:00【土】12:00~24:00【日・祝】12:00~23:00
オープン日 2018年2月26日
関連リンク 野毛一番街

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