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新丸の内ビルディングに新名所が誕生 「東京和食 文史郎」が8月23日にオープン

新丸の内ビルディングの7階で圧倒的な存在感を放つファサード
和の中に洋のエッセンスを取り込んで、コメールならではの”和”の提案を行っている
同店のキラーコンテンツの一つ「名物 東京とまと肉じゃが」(980円)
「東京和食」という同店でしか味わえないメニューの数々。SNS映えするものも多い
コメールの常務取締役・戸張一輝氏(写真右)と和音人の代表取締役・狩野高光氏

2007年4月19日に竣工して、今年で10周年を迎えた新丸の内ビルディング。新丸ビルの愛称で国内外の多くの人から親しまれており、丸の内ビルディングと並んで東京駅のランドマークと言っても過言でない。5階から7階にかけて広がる「Restaurants zone」も東京のトレンド発信地として定着し、中でも7階の「丸の内ハウス」には開放的なテラスを有した個性的な店舗が集う。コメール(東京都港区、代表取締役社長 西山慎也氏)の運営する「自由ヶ丘グリル」も新丸ビルが開業して10年以上、その一画をなしてきた。そして10年を迎えるタイミングでリニューアルを行い、8月23日、「東京和食 文史郎」として新たな提案を行っていく。

今回のリニューアルを指揮したのは、常務取締役の戸張一輝氏だ。同氏は、同社が運営する飲食店全店舗を統括しており、実質的な経営の舵取りも行う。「東京和食 文史郎」をオープンさせた経緯について、次のように話す。「国際都市・東京に集まる幅広い年代・性別・国籍の方々に満足してもらえる食の新スポットを目指したいと考えて、『東京和食 文史郎』を作りました。コンセプトは“雑多で小粋な東京ダイニング”です。創業から10年が経って、新丸の内ビルディングの存在感は大きくなりました。今後、東京オリンピックへ向けて、ますます東京が国際社会へ変貌していくにつれて、やはり新丸の内ビルディングの役割も大きく変わっていくでしょう。だからこそ、その中で営業を行う私たちも変化していかなければいけません。そこで当店では東京の食材を中心に使って、地産地消を軸にした新しい和食のカタチを提案していきたいと考えています」。

「東京和食 文史郎」のブランドコンセプトは、昨夏、戸張氏がニューヨークへ行ったときに見た「ニューヨーカーが街角でブラッディメアリーを飲む姿」が源泉となっている。その光景を和食というジャンルを通して、東京のホットスポットの一つである新丸ビルでも再現したい。しかし、そう考えたものの、二つの融合を実現させるには難しかった。そこで同氏が白羽の矢を立てたのが和音人(東京世田谷区、代表取締役 狩野高光氏)の狩野氏だ。狩野氏は1987年1月8日生まれの30歳。2015年に「和音人 月山」を三軒茶屋にオープンさせて独立し、「和音人 月山」と「GYOZA SHACK」、「華舞㐂屋 ろんど」の3店舗の展開を行う。実を言うと、狩野氏は独立前にコメールで一年ほど修行した経験を持つ。そのとき戸張氏とも一緒に働いており、互いの実力を認め合う仲となる。狩野氏の独立後も関係性が続いて、同氏がメニューの考案を行うことで今回のコラボレーションが実現。そして、戸張氏からの話を受けて狩野氏はメニューの開発を行い、東京の食材を中心とした料理の数々は誕生した。なお、両氏とも次世代の飲食業界をけん引していく所謂“第五世代”だ。その意味で、これからの新たな和食の在り方を提示した料理になっているとも言えるだろう。

料理は「東京」や「前菜」、「肴」、「野菜」、「珍味」といったカテゴリーに分かれている。特に「名物 東京とまと肉じゃが」(880円)や「東京名物 新・深川丼」(1280円)、「雲丹のクリーム出汁茶漬け」(1480円)の3品はキラーコンテンツとなりそうなメニューで見逃せない。なお、トマトは「自然の力を生かした最先端の農業に挑戦」している日野パイロットファームから仕入れている。それを「東京ブラッディメアリー」(780円)と名付けたドリンクにも使用し、看板メニューを“東京ブランド”で作り上げていく。今注目のタップ・マルシェを導入し、ドラフトのクラフトビールも880円から提供していく。

コメールらしい「遊び心」が、従来の和食料理店とは一線を画している「東京和食 文史郎」。内装も、和の中に洋のエッセンスも忍ばせており、畳や歌舞伎の隈取などの日本文化を盛り込みながら、レンガの壁やソファなどのアクセントを加えている。今回、 “東京和食”という新しいジャンルを作り出し、同社の存在感はさらに高まった。若き経営者が次にどのような一手を放つか。その動向から、しばらく目が離せそうにない。

(取材=三輪 ダイスケ)

店舗データ

店名 東京和食 文史郎
住所 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビル7F
アクセス JR東京駅丸ノ内口から徒歩2分
電話 03-5220-2351
営業時間 【平日】11時00分~26時00分
【金曜祝前日】11時00分~28時00分
【日曜祝日】11時00分~23時00分
定休日 施設に準ずる
坪数客数 55坪 91席
客単価 4000~5000円
運営会社 株式会社コメール
オープン日 2017年8月23日
関連リンク 東京和食 文史郎(HP)
関連リンク コメール(HP)

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