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人気焼肉店「炭火焼ホルモン ぐう」7店舗目が3月30日、池袋ロマンス通りにオープン。チェーン展開のプロ・吉田隆行氏による人材育成・強化でさらなる展開を目指す

通行人が多いロマンス通りにある同店。ファサードをガラス張りにすることで、より気軽に立ち寄れる雰囲気に
黒と木材の組み合わせを基調にした内装は、シックで落ち着いた空間。オープンキッチンを囲むカウンター席も設けられている
毎日芝浦から直送される鮮度抜群のホルモン。独自に味付けしたものを、七輪で焼くのが「ぐう」スタイル
「ミックスホルモンのわさび和え」(480円)。サイドメニューもかなり充実しているのが、同店の魅力
「炭火焼ホルモン ぐう池袋」店長の金 鐘哲(キン・ジョンチョル)氏

(取材=望月 みかこ)


3月30日、池袋西口の繁華街、ロマンス通りに「炭火焼ホルモン ぐう池袋」がオープンした。経営は、アセットインベスター(東京都中央区、代表取締役東憲氏)。同社は、「うまい、元気、楽しい」をコンセプトに、八重洲、渋谷、五反田など都内で、ホルモンをメインとした人気焼肉店「炭火焼ホルモン ぐう(以下、「ぐう」)」を展開しており、同店が7店舗目となる。肉の各部位に合わせた味付けをしてから提供するなど、焼肉激戦区においても独自のスタイルで着実に出店を重ねる注目の企業だ。

昨年11月にオープンした6店舗目の五反田店から、チェーン展開のプロフェッショナル吉田隆行氏が参加。飲食事業部ゼネラルマネージャーとして全店舗の運営を取り仕切っている点も見逃せない。同氏は、すかいらーくグループをはじめ、ワタミフードサービス常務取締役商品本部長、ホットランド取締役副社長、ハイデイ日高社外取締役を歴任し、いずれの企業も大成長させてきた経歴を持つ人物。2004年に独立し、数々の飲食店に対して、チェーン展開の指導を行っていたが、「ぐう」との出会いをきっかけに、再び企業の内部に入り、さらなる飛躍を目指し手腕をふるう。「初めてここのホルモンを食べた時の衝撃が忘れられなかったんです。本物といえる『おいしい』ものをもっと広めたい。そう純粋に思い参加しました」と入社の経緯を語ってくれた。

毎日芝浦から直送される新鮮なホルモンを使用し、独自の味付けをほどこし、七輪で焼き上げる。メニューは「ぐう」のスタイルをぶらさず、定番の「ホルモン」(780円)、「マルチョウ」(700円)、「テッチャン」(550円)、「シビレ」(700円)など豊富な種類を用意する。ホルモン以外にも、「極タン」(1980円)、「極ハラミ」(1980円)や「本日の特選肉」なども用意し、同店の魅力の一つであるコスパの高さを感じさせるメニューも充実。サイドメニューは、「名物!牛すじ煮込み」(480円)、「ミックスホルモンのわさび和え」(480円)、「肉めし」(500円)、「宮崎辛麺」(950円)など、さらにバラエティが豊富になっている。

吉田氏が最重要課題として掲げるのが“人材の育成・強化”だ。店内で忙しく立ち働くスタッフは、学生など若い人が多い。同店らしく、みな笑顔で、元気がいい。同氏によると「スタッフがしっかり育つまで、出店はしません。うちが今最も力を入れているのが、人材育成です。お客様の要望を先回りして、接客できるようなレベルまで育てることを目指していますが、それには時間がかかります。急いで出店しても、人が育っていない状態では、絶対うまくいきません」と、その難しさを語る。「私が一から十まで指導しなくても、店長や核となるスタッフが、アルバイトも含め、ほかのスタッフを教育してけるような仕組みづくりに取り組んでいます。難しい課題ですが、徐々に育ってきていますよ」と話す。今後は、人が育ってきたら、出店していく姿勢を崩さず、戦略的に展開していく考えだ。食材の産地開発にも力を注ぎ、提供する料理にもさらに磨きをかける。吉田氏が同社に入って、一年経った。同社のさらなる飛躍に期待が高まる。

店舗データ

店名 炭火焼ホルモン ぐう池袋
住所 東京都豊島区西池袋1-39-1 宮田ビル1F

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アクセス JR・地下鉄・私鉄各線 池袋駅から 徒歩5分
電話 03-3987-3729
営業時間 月〜土 17:00〜翌3:00
定休日 日・祝日
坪数客数 10.5坪・ 28席
客単価 5000円
運営会社 アセットインベスター
関連リンク 炭火焼ホルモン ぐう池袋(FB)
関連リンク 炭火焼ホルモン ぐう池袋(HP)
関連リンク アセットインベスター
関連ページ 炭火焼ホルモン ぐう五反田(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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