3年目で4店舗達成！ 次なる注目のグローバル卒業生の店は“化学調味料無添加料理”がコンテンツ「RAINBOW(レインボー) 阿佐ヶ谷店」が5月10日オープン！

化学調味料を一切使わない化学調味料無添加料理がコンセプトの「RAINBOW（レインボー）」（運営：コミュニオン、代表：松野倫氏）。5月10日オープンの阿佐ヶ谷店で、4店舗目の出店となる（但し一部オーガニック調味料使用）。2010年5月、1号店として高円寺南にカフェ業態の「RAINBOW」をオープン。同年12月には、食事をメインにしたキッチン業態を、翌年2011年7月には高円寺北にダイニング業態、そして今回ワインバル業態と、それぞれ業態を少しずつ変えた「RAINBOW」ブランドを展開してきた。 同店では、化学調味料を使わない、体にやさしい、栄養たっぷりの美味しい料理を知って欲しいと、デイリー使いの地域密着型店舗としている。そのため地域に合わせた形態で柔軟な展開をしている。オーナーである松野氏は「料理が化学調味料で簡単に美味しくなることに加えて、安くて美味しいを追求する消費傾向への疑問があります」と話す。そして「料理本来の栄養摂取の観点からも、食材自身の持つ力を引き出す、本来の美味しさ創りを目指したいと思いました」と続ける。この想いは、加工食品やファストフードで育つ、次世代を担うこれからの若い世代、そして未来の子供達に向けてのメッセージなのだ。化学調味料無添加、かつては日常生活としては至極当たり前であったことを知らない世代への啓蒙と言える。 シェフの須藤靖子氏は、野菜を弱火でゆっくり時間をかけ、旨味を出していくという。またハーブや塩、オリーブオイルを効果的に使うこともポイントの一つである。化学調味料無添加料理は、薄味でヘルシーなイメージが強いことから、メインにはボリュームのある肉料理を中心にして、前菜では魚貝や野菜料理をと、バランス良く構成している。ポーションも前菜は小皿で、メインはしっかりとメリハリをつけ、多様なニーズに応えている。「イワシのマリネ」（490円）、「スモークサーモンとクリームチーズ」（540円）、「きのこのアンチョビバター」（490円）、「ガーリックマッシュポテトグラタン」（590円）、「7種類の野菜のサラダ」（580円）、「スパイシートマトパスタ」（880円）、「特製ハヤシライス」（880円）、「骨付きチキンのコンフィ」（930円）、「マグロのステーキ自家製サルサ＆ワカモレ添え」（930円）、「名物ポークスペアリブ」（980円）、「フォアグラのソテー自家製バルサミコソース」（1280円）などがメニューに並ぶ。 ドリンクはワインがメインで、グラスは本日のグラスワインを390円で用意する。オーガニックとセレクトワインのグラスが450～650円で11種類。スパークリング2種類（450～600円）。ボトルワインは、気軽に飲める赤・白それぞれ20種類は揃い、2500円均一がボリューム帯となっている。オーガニックワインは赤・白それぞれ4種類（2850～4250円）。セレクトワインが赤・白それぞれ5種類（3500～4500円）。スパークリングは（2980円～9800円）で5種類。ほかにミモザ、キールロワイヤルなどのワインカクテル（630円）が楽しめる。ワインは松野氏が自ら飲んで美味しかったタイプを基準に揃えているという。今後はさらにワインを楽しむために、それぞれのワインのストーリーを表記していくことも考えている。 無添加であることは食材の用意も仕込みの手間も必要で、経費もかかるため、他の店舗と比べF／Lコストは高いという。しかし、原価を下げずにちゃんとした料理を提供することで、長く必要とされる店“プロの飲食店”である事にこだわりを持つ。そんな松野氏を共に支えるのは、同じグローバルダイニング出身のシェフ須藤氏、小松氏、店長の下田氏などといった、プロ意識の高い力強い仲間である。松野氏は、サービスリーダーとしてグローバルダイニングで培った事を糧に、「RAINBOW」ブランドの事業拡大を目指している。というのも、実は松野氏、飲食業の先に目指すのはメンタルヘルスケア事業であり、飲食業起業は「そのステップアップのため」ともいう。健全な精神は、健康な体つくりから始まるとの考えの下、飲食業を展開している同社の今後に注目したい。

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