1912年創業の老舗高級食材店「Quality Food Market KAGAYA」を経営する株式会社加賀屋(文京区湯島、代表取締役 前田正壽氏)は、薪窯ナポリピッツァとワインの店「エノテカ・ピッツエリア 神楽坂スタジオーネ」をかくれんぼ横丁・新飲食ビルの「クレール神楽坂Ⅲ」に8月1日オープンする。同社は、2003年、本郷に焼きたてパンと惣菜の「シーズンデリ&カフェ」を、2006年12月には初の外食業態となるナポリピッツアとイタリアンバール「LA STAGIONE(ラ・スタジオーネ)」を神田小川町にオープン、今回の神楽坂店は飲食では3店舗目の出店となる。近年、注目度の高い神楽坂の中でも希少な、昔ながらの街並みと情緒を残す石畳の路地裏「かくれんぼ横丁」に位置するクレール神楽坂Ⅲは、黒塀に冠木門という神楽坂らしい趣で、門をくぐれば池の水面が輝く小さな日本庭園のある新飲食ビル。その最上階にオープンする「神楽坂スタジオーネ」は、ナポリから輸入し店の中央に配された黄金色に輝く薪窯で焼く至極のナポリピッツァや、素材の持ち味を最大限に活かしたイタリア料理の数々、ガラス張りのワインセラーに貯蔵された常時100種類以上のワインなど、本物へのこだわりがメインコンセプト。店内は個室やバーカウンターも備えたメインフロアに、全天候型ソファ席のテラスラウンジ「Rf」、外の景色を眺められるバルコニーカウンター、また、神楽坂の夜景を満喫できる屋上テラス席も目玉。落ち着いた雰囲気や華やかな雰囲気など、シチュエーションによって違った楽しみ方が出来る店内は、前店同様、前田瑞樹氏(同社専務取締役)が自ら設計・デザインを手掛ける。料理は「マリナーラ」(1,400円)、「ナポレターナ」(1,900円)、「マルゲリータ・ブッファラ」(2,200円)などのナポリピッツァに加え、前菜、パスタ、リゾット、肉・魚料理、ドルチェまで、本格イタリアンを提供する。食材には絶対的な自信を持つ同社は、その素材を最大限に活かすことを目的に、それぞれ持ち味の異なる2名のシェフを配し、盤石の態勢を築いている。コースは6,000円、8,000円の2コース、ランチは1,500円、2,300円、3,200円の3コースを用意。パーティコースも5,000円から設定し、神楽坂では珍しいテラス付きの店内にはプロジェクター&大型スクリーンが用意され、結婚式の2次会等にも対応できる。同店のウリはなんといってもピッツァ。生地は、本場ナポリと同様、小麦粉・塩・天然水と酵母のみ。シンプルな原料ゆえに、その素材と配合にこだわり、毎日、新鮮な生地を仕込む。しっかりとこねた生地を温度・湿度ともに最高の状態を保った専用の生地庫で約20時間以上かけて低温で熟成させ、イタリア産トマトの中でも希少価値の高い品種をベースにしたトマトソースや、週に2回空輸で届くイタリア産ブッファラ(水牛のモッツァレラチーズ)など、厳選された具材をトッピングし、窯内温度400度以上に達する専用の薪窯にて約60秒という短時間で焼き上げる。本場ナポリの伝統的製法を受け継いだ職人の手により、縁がもっちりと膨らみ、薪の香りの香ばしい、おいしい至極のナポリピッツァが出来上がる。大正元年に創業し、約一世紀の歴史がある同社は「昨今注目度の高い食の安心・安全・美味などは、そもそも当たり前の事。“心を動かすおいしさ”を提供したい」という基本理念のもと、「本物へのこだわりとおいしさの追求」をモットーに、小売・中食・外食という各分野で“食”をトータルに提案し続けるという。
店舗データ
店名 | エノテカ・ピッツェリア 神楽坂スタジオーネ |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂3-1 クレール神楽坂Ⅲ 5F |
電話 | 03-6457-5330 |
営業時間 | 平日 11:30~15:00(L.O.14:00) 17:30~24:00(L.O.フード22:30/ドリンク23:00) 土日祝12:00~16:00(L.O.15:00) 17:00~23:00(L.O.フード22:00/ドリンク22:30) |
定休日 | なし |
坪数客数 | 77席 テーブル席29、個室6、カウンター4 テラス12、バルコニーテラス6、屋上20席 |
運営会社 | 株式会社加賀屋 |
関連リンク | 加賀屋 |
関連リンク | 神楽坂スタジオーネ |