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“アッパー居酒屋”を展開する一の屋が、産直素材と鉄板焼きを売り物にしたバル業態にチャレンジ!「産直素材の鉄板焼き&ワイン 一の屋・人形町バル」が9月13日オープン

角地の立地という特性を生かし、側面をアコーディオン式のガラス扉に仕上げて開放感を打ち出す
ファサードのデザインでも、“和”と“洋”を巧みに折衷させた業態の魅力を訴求する
「新鮮素材の持ち味を生かしながらスピーディーに料理を提供したい」との想いから、鉄板焼きメニューを売り物に組み込む
“厳選限定メニュー”として供する「函館直送 帆立の鉄板焼き」(1ヶ440円)。活けの帆立貝をバター醤油で鉄板焼きにした一品

「朝8時に函館から空輸して午後2時に届いたばかりのイカを使った、新鮮ピチピチのイカソーメンはいかがですか?」。“バル”でありながら、そうしたおすすめの言葉が店内を飛び交う産直素材を売り物にした店が、東京・人形町「産直素材の鉄板焼き&ワイン 一の屋・人形町バル」だ。同店を経営する一の屋(東京都江東区、代表取締役社長:磯崎寿三雄氏)は、これまで2003年、門前仲町に「下町DINING 一の屋」(40坪・63席)を、2004年、銀座に「下町和食・銀座 一の屋」(62坪・91席)を、そして2007年には門前仲町に「旬の炙りと大豆料理 情熱屋」(45坪・74席)を開業。客単価は「下町DINING 一の屋」から順に4000円、4500円、3800円と、手頃な値段でこだわりの料理が楽しめる“アッパー居酒屋”として人気を博してきた。そうした同社が満を持して3年ぶりに出店したのが「一の屋・人形町バル」で、19.6坪・40席と既存店の半分以下の規模で、夜の客単価も3000円とよりリーズナブルな魅力を打ち出している。
現在、人気飲食店の潮流の一つに1階路面店の“ベタコテ系”大衆酒場というのがあり、こうした時代のニーズに自店の得意とするジャンルに落とし込んで開発したのが「一の屋・人形町バル」である。同店はベタコテ系の気軽さを大切にしながらも、あえて大衆酒場ではなく“洋”のバル業態を採用し、それでいながらそこにこれまで培ってきた“和”の魅力を組み込むことで、下町の“和風バル”とも言うべき独自の業態を作り上げたのだ。同社はもともと既存店においても産直メニューを売り物にしていたが、「一の屋・人形町バル」の開業にあたってさらに産直仕入れ先を開拓し、より強力な布陣で産直の魅力を訴求。メニュー表には“厳選限定メニュー”と謳い、「函館直送 イカのソーメン」(580円)、「函館直送 帆立の鉄板焼き」(1ヶ440円)、「長野県飯田市産 幻の豚・千代幻豚鉄板塩焼き」(1200円)、「栃木那須産 水茄子の揚げおろしポン酢」(430円)、「静岡天城産 山葵茎の甘酢漬け」(500円)など9種のメニューを提供する。
さらに定番メニューも充実させており、店名にも謳う「仔羊の鉄板炙り焼き」(1本400円)、「マグロのステーキ ジンジャー風味」(580円)、「厚切りベーコンの黒胡椒焼き」(680円)などの“鉄板焼き”。「ぷりぷりの海老」「マッシュルームとチョリソー」(各600円)、「産直ホタテとアオサのり」(650円)など、ガーリックオイル煮の“アヒージョ”。「若鶏の米粉揚げタンドリー風」「トリッパと白いんげん豆の味噌煮込み」(各600円)などの“小皿料理”など24種を揃える。
こうした料理をワインや日本酒など多彩なアルコールで楽しんでもらうのが“一の屋・人形町バル”流。ワインはボトル売りを中心に赤、白それぞれ11種揃え、ともに6800円の銘柄も揃えるが、その他は2500円~3500円という気軽な価格のもので構成し、日常使いできる店づくりを実践する。また、スパークリングワインも3種(2800円、3800円、8800円)揃える。日本酒は特別純米、純米吟醸、純米大吟醸など4種を揃え、それでいて価格は440円と540円のお手頃価格に設定する。今回、売り物に据えるのがオリジナルドリンクの「日本橋サングリア」(600円)。これはリンゴ、ライム、バナナ、グレープフルーツなどの季節のフルーツを漬け込んだ日本酒ベースの“ジャパニーズサングリア”で、その飲み口のよさから早くも人気を集めている。
一方、ランチは3種に絞り込んで提供。国産牛のスジ肉、スネ肉、アキレス腱を赤ワイン、野菜とともにトロトロに煮込んだ「人形町ワインカレー」(750円)。原価率7割もかけた「産直!海鮮丼」(750円)。鹿児島産霧島豚とたっぷりの玉ネギを用いた「国産豚鉄板焼き丼」(600円)と、どれもごちそう感の高いものばかり。あえてメニュー数を絞り込むことで各々の商品力を高め、同時にランチという限られた時間内での効率のよい提供を実現している。また、「産直!海鮮丼」以外は店頭でのテイクアウト販売も行ない、野菜汁・果汁100%のジュースも付けて好評を博している。
主要ターゲット客層はサラリーマン、OLで、また近隣居住者の利用も見越しており、目標月商は600万円を想定。東京・人形町は昔ながらの風情が残る下町で、最近ではバル業態の店も増えてきている。そうしたバル業態が根づきつつある下町立地において、親しみやすい“和”の魅力を取り入れて差別化を図った「一の屋・人形町バル」。お客の笑みが絶えない温かみのある店として、いつしかこの地にそっと溶け込んでいくことだろう。

(取材=印束 義則)

店舗データ

店名 産直素材の鉄板焼き&ワイン 一の屋・人形町バル
住所 東京都中央区日本橋人形町1-2-7
アクセス 地下鉄人形町駅より徒歩2分
電話 03-6231-1616
営業時間 昼・月~金11:30~14:00(L.O.13:45)
夜・月~木17:00~翌1:00(L.O.24:00)、金~翌5:00(L.O.翌4:00)、土・日・祝16:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 無休
坪数客数 19.6坪・40席
客単価 昼750円、夜3000円
運営会社 有限会社一の屋
関連リンク 一の屋
関連リンク 一の屋・人形町バル(ぐるなび)

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