広島で大人気の汁なし坦々麺専門店「麻辣商人」を経営するダーウィン(広島県広島市、代表取締役・武谷勝法氏)は、4月4日、吉祥寺の駅前に東京初出店となる「麻辣商人」吉祥寺店をオープンした。 「東京ではいま極太のつけ麺が流行っているが、広島ではストレートの細麺が主流。広島の工房から直送する自家製ラー油をはじめ、こだわりの調味料で細麺ならではのシビレル美味しさを体験してほしい」と武谷氏。そのため、麺はタレと絡みやすいストレートの低加水麺を使い、毎日、天候や麺の状態に合わせ数秒単位で茹で時間を調整し、メニューごとに適正な柔らかさに茹で分けするこだわりようだ。さらに具材も麺との絡みにこだわり、挽き肉はごく細かく炒ったあと脂を丁寧にとりのぞき、箸で持ち上げたとき、麺に絡むようにしている。 メニューは、本場四川の汁なし坦々麺によく似たスタイルで、2種の醤油に豆鼓などを隠し味に加えた濃厚なコクのある醤油ベースの温かい「麻辣坦々麺」と、ごまだれベースの冷たい「冷やし麻辣坦々麺」(各並600円、大700円、特800円)に加え、東京一の辛さを自負する激辛味のつゆそば「麻辣麺」(800円)の3種類を提供する。さらに卓上には、今流行の「食べるラー油」のようなカリカリとした食感が楽しめる「自家製ラー油」をはじめ、中国から仕入れる特級品の中国山椒、さらにカリカリ感を加えるガーリックチップなど、こだわりの調味料をズラリと用意。麺によーくタレを絡めてまずはそのまま食べ、その後これらの無料トッピングでさまざまに変化する味を楽しめるのが魅力となっている。さらに、麺を食べ終わったら残ったタレにご飯を入れて〆ることをすすめており、プラス100円でご飯と入れ放題のオリジナルザー菜が付けられるのもユニークだ。 細麺、辛味のきいたタレといった面では、同じく広島のご当地麺である「広島つけ麺」と共通だが、山椒の痺れる辛さや唐辛子のふくよかな香りは四川料理に近いものがある。また、ブレイクよりずっと前から自家製という具だくさんのラー油は、いま流行の食べるラー油そのもの。辛いもの好きの女性に受けそうな新店が登場した。
店舗データ
店名 | 麻辣商人 吉祥寺店 |
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住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-8 |
アクセス | 吉祥寺駅徒歩3分 |
電話 | 0422-76-8210 |
営業時間 | 11:00~24:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 20坪・20席 |
客単価 | 700円 |