外食向け青果卸のフードサプライ(東京都大田区、代表取締役:竹川敦史氏)は、飲食店を展開するスパイスワークスホールディングス(東京都台東区、代表取締役:下遠野 亘氏)と協力し、デリバリー業態「スムサラ」のサービスを開始した。緊急事態宣言により外食向け青果の納入先が激減したことをきっかけに、同社の取引先であるスパイスワークスホールディングスと共同プロジェクトとして、野菜や果物を使ったスムージーをドレッシングとして野菜にかける「ブーケサラダ」業態を開発。デリバリー専門で販売する。行き場を失った青果を活用すると同時に、市場に卸すことのできない熟れ過ぎ果実や変形野菜等をスムージーに変化させて、食材ロス活動にもつなげるという。商品の一部には大豆生まれの「代替肉」も使用し、食糧問題や栄養問題、環境問題など、さまざまな課題の解決にも取り組む。まずは浜松町と田町の2店舗で販売を開始。今後はフランチャイズ加盟を募り、多店舗展開を行って野菜の卸し先を増やし、生産者支援につなげるという。■詳しくはこちら
2021.06.11
フードサプライとスパイスワークスがデリバリー業態「スムサラ」のサービス開始、生産者支援、食料問題の解決がミッション
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