WAKAZE(山形県鶴岡市、代表取締役CEO:稲川琢磨氏)は、11月15日、フランス・パリ近郊フレンヌ市に酒蔵「Kura Grand Paris(クラ・グラン・パリ)」を設立し、醸造を開始した。現地の水・南仏カマルグ地方の米を使用する。
同社は“日本酒を世界酒に”をビジョンに、2016年に設立した日本酒スタートアップ企業。これまでは国内の蔵に「委託醸造」するかたちで日本酒を製造してきた。ワイン樽を活用して熟成させた日本酒「ORBIA(オルビア)」や植物やスパイスを入れて風味づけをした「FONIA(フォニア)」などを発売。2018年7月には三軒茶屋にどぶろく醸造所を併設した飲食店「WAKAZE 三軒茶屋醸造所×Whim SAKE&TAPAS」もオープン。今回のパリ酒蔵「Kura Grand Paris」では、日本酒を輸出するのではなく、現地で醸すことでSAKE文化を根付かせ、SAKEの認知向上を目指すという。■詳しくはこちら