古さが醸す味のある店を。7坪の城で描く温故知新
独立への布石となったのは、前店舗の「純喫酒ヲートサリンジャー」だ。もともと居酒屋「ニノマエ」として営業していた場所だが、「ニノマエ」のオーナーから店を全面的に任され、夏山氏の店として半独立的に「純喫酒ヲートサリンジャー」を運営していた。2年が経ったころに、物件都合で営業は終了。これを機に、自身の城を構えるべく本格的な物件探しを開始した。
エリアは夏山氏が馴染みのある学芸大学や、三宿・池尻周辺に絞った。条件は「新しいピカピカの物件ではなく、古くて味のあるところがいい」。広さは、仮に一人になったとしても店を回せる7坪程度を理想とした。いくつかの物件を見たのち、馴染みの不動産業者から紹介されたのが現在の場所だ。以前は数十年営業していたというそば店。経年変化による趣ある佇まいが、夏山氏の理想にハマった。

内装は「居心地のいい、古い居酒屋」を目指し、温故知新を感じる空間に。そば店時代の扉は塗装して再利用。一方、カウンターはミリ単位で高さを調整し、すべて新設。マカロンのような形のハイスツールは座面が畳になっており、遊び心と座り心地のよさを両立している
店舗データ
| 店名 | 喫酒さりんじゃ |
|---|---|
| 住所 | 東京都目黒区鷹番2-19-3山下店舗1F |
| アクセス | 学芸大学駅から徒歩4分 |
| 電話 | 03-5724-3104 |
| 営業時間 | 18:00〜24:30(LO23:30) |
| 定休日 | 水+不定休 |
| 坪数客数 | 約7坪 / 18席(カウンター10席、テーブル8席) |
| 客単価 | 4000円 |
| オープン日 | 2026年3月13日 |
| 関連リンク | 喫酒さりんじゃ(Instagram) |

















