「西荻のスペインバルといえば」で名前が挙がる店を目指して
オープンから約3ヶ月が経過。「西荻窪は食への関心が高い方が多い。ワンオペでやっているのでお待たせすることもあるのですが、『ゆっくりでいいよ』気遣っていただいくなど、お客様に恵まれている」と林氏は笑顔を見せる。特に目立つのは50代から60代の、子育てを終えて二人の時間を楽しむ夫婦が多いという。そのほか、30代前後の男女が一人で静かに食事と酒を楽しむ姿も珍しくない。
今後の展望としては、店舗を増やすとしても近隣で3店舗。これは自身が各店舗を週2日ずつ見て回り、現場に立ち続けられる規模だからだ。
そして、その先に見据えるのは飲食業を通じた生産者支援だ。実家が農家だったこともあり、食材への感謝と生産者への敬意は人一倍強い。「飲食店があるのは生産者がいてこそ」と語る。現在の店で認知度と信頼を確立した上で、形が不揃いなどの理由で市場に出せない野菜を農家から直接買い取り、冷凍パエリアやスープといった加工品を開発し、ECや卸で販売する事業を立ち上げたいと考えている。
まずは、この西荻窪の店を地域に根付かせ、「西荻のスペインバルといえば」と名前が挙がる存在になることが目下の目標だ。その先に、料理人として社会に恩返しをするという大きな夢が広がっている。

オーナーの林 大輔氏。1989年茨城県生まれ、現在37歳だ
(取材=大関まなみ)
店舗データ
| 店名 | 炭×スペインバル Suke6(すけろく) |
|---|---|
| 住所 | 東京都杉並区西荻南3-10-9 NSツインビル 2F |
| アクセス | 西荻窪駅から徒歩1分 |
| 電話 | 080-1884-8095 |
| 営業時間 | 17:30~24:00(LO料理22:30ドリンク23:30) |
| 定休日 | 水 |
| 坪数客数 | 13坪 / カウンター8席、テーブル4席(最大25席) |
| 客単価 | 4000~6000円 |
| オープン日 | 2025年11月24日 |
| 関連リンク | 炭×スペインバル Suke6(Instagram) |

















