明治時代に倣ったすき焼きの原型を再現
「江戸肉割烹 さゝや」の復活にあたっては、新たに「すき焼き」にフォーカス。もともと江戸から明治にかけて食べられるようになったすき焼き。その当時の食文化をリスペクトしながら、スパイスワークスらしいエンタメ要素を掛け合わせたすき焼きを用意した。
メニューの目玉は「特選 牛鍋」(3299円、先付小鉢3品・ごはん・甘味付き)。割り下で薄切りの牛肉を煮る現在のすき焼きの原型として、明治時代に親しまれていたスタイルを再現したものだ。当時と同じ南部鉄の浅鍋を使用し、キューブ状にカットした国産牛を使用。これは当時肉を薄切りにする技術がなかったからだと言われている。
肉は卓上でスタッフが焼く。鍋に三温糖を敷き、砂糖が溶けてきたあたりで肉を焼き始める。焼き目がついてきたところで割り下を注ぎ、綿あめを加えて甘みを付ける。これをごはんや「とろろメレンゲ」とともに楽しむ。
それ以外にも「鶏すき鍋」(2199円)や「神戸牛鍋」(14300円)といった鍋から、酒のアテも揃う。特に「江戸時代のファストフード」であるうな串や焼鳥、馬肉の品も充実だ。
ドリンクは、生ビール「サッポロ黒ラベル生」(659円)から、酎ハイ各種(439円~)、日本酒(659円~)まで幅広く揃える。特に地元の人向けに同社オリジナル「ロッキー焼酎」720mlを1099円と価格を抑えて用意し、日常使いも促す。

「特選 牛鍋」は、写真の3種の先付小鉢、おかわり自由のごはん、とろろメレンゲに加え、豆乳クリームのあんみつが付く

肉は卓上コンロでスタッフが焼き上げる
店舗データ
| 店名 | 江戸肉割烹 さゝや 浅草 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区浅草1-35-3 |
| アクセス | 浅草駅から徒歩3分 |
| 電話 | 03-5246-3775 |
| 営業時間 | 11:00~22:00(LO料理21:00、ドリンク21:30) |
| 定休日 | 年末年始(31日、1日) |
| 坪数客数 | 103.12坪196席 |
| 客単価 | 客単価:4500円 |
| 運営会社 | 株式会社スパイスワークスホールディングス |
| オープン日 | 2025年12月13日 |
| 関連リンク | 江戸肉割烹 さゝや 浅草(Instagram) |
| 関連リンク | 江戸肉割烹 さゝや 浅草(HP) |

















