自分にはなかった“地元”を、子どもには持たせてあげたい
物件探しは、戸口氏が現在住んでいる川崎の登戸やその周辺エリアからスタートした。自身の子どもの誕生を機に、「自分にはなかった“地元”を、子どもには持たせてあげたい」という思いが芽生えたことも、川崎に腰を据える決意を後押しした。
最終的に選んだのは、再開発が進む登戸の以前ガレット店だった22坪の路面店。駅からはやや距離があるものの、内装の状態が良く、初期投資を抑えられる点が大きな決め手となった。子育て世代が多く暮らす郊外エリアという立地も、理想にかなっていた。
新興ファミリー層が多いエリア特性や自身の経験を踏まえ、業態はファミリーレストラン兼ダイニング居酒屋というスタイルに。「塚田農場」で得意としていた鶏肉を軸に、メニュー数を絞らず、子どもが楽しめるメニューから酒のつまみまで幅広いニーズに応える柔軟な構成とした。

22坪40席の店内はすべてテーブル席で構成。広々とした空間と清潔感のある内装が、ファミリーレストランのような安心感を醸し出している。子ども用ハイチェアの貸し出しや、おむつ交換台を備えたトイレ、絵本が並ぶ本棚ブースなど、子育て世代にはうれしい設備が充実している
店舗データ
| 店名 | Park&Table のぼりと |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸2540-1 フランディール大泉 101号 |
| アクセス | JR・小田急線登戸駅から徒歩4分 |
| 電話 | 044-819-6911 |
| 営業時間 | 平日 ランチ:11:30〜14:30(LO14:00)、ディナー:17:00〜22:00(LO料理21:00、ドリンク21:30) 土曜 ランチ:12:00〜15:00(LO14:30)、ディナー:16:00〜22:00(LO料理21:00、ドリンク21:30) |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 坪数客数 | 22坪40席 |
| 客単価 | ランチ1500円、ディナー4000円 |
| 運営会社 | 株式会社マストビー |
| オープン日 | 2025年7月25日 |
| 関連リンク | Park&Table のぼりと(Instagram) |


















