牛たんの奥行きと小皿料理の妙を堪能!
フードの主力は「野方 たん純」から変わらず牛たん料理。牛たんの価格高騰が続く中でも、独自ルートによる安定した仕入れを強みに、部位や調理法を変えた家庭では味わえない一皿を提供する。名物は、炭火で焼き上げる「熟成厚切り牛たん焼き」(1600円)。「タンシチュー バケット付」(1200円)、「牛たんカルパッチョ」(1200円)、「鉄板おろしポン酢」(980円)など、上質な牛たんを多彩なスタイルで楽しめる構成だ。牛たんをほぐして繊維状にした「牛たんコンビーフ卵黄のせ」(680円)は、端材を活用したオリジナルメニュー。素材の魅力を余すことなく引き出しており、牛たんへの深い理解と、遊び心ある発想が随所に光っている。
牛たん料理に加え、酒に合うジャンルレスな小皿料理も魅力。季節に応じた創作メニューが20種以上揃い、「もんじゃコロッケ」(450円)、「焼アボカドとイカのからすみがけ」(700円)、「炙り秋刀魚の薬味和え」(450円)などが人気を集める。これらを盛り合わせた「あて盛り5種」(1700円)は、実際には7~8種が並ぶこともあり、サービス精神が光るおすすめの一皿だ。ほかにも、試作を重ねて仕上げたという「塩ラーメン」(580円)や「とろろ飯」(580円)、「牛たんカレー」(600円)と〆料理も充実している。
ドリンクの名物は、牛たんと相性の良いレモンサワー。広島県瀬戸田町産のレモンを使用し、「生レモンサワー」(480円)、「はちみつレモンサワー」(480円)などの定番から、「とまとレモンサワー」(500円)、「レモネードサワー」(600円)などのアレンジ系まで10種を展開する。また、小皿料理と合う日本酒もウリで、旬の銘柄を中心に日替わりで6~7種類を100cc、600円~提供。そのほか、生ビール「サントリー サン生」(630円)、ハイボール(500円~)、割りもの(450円~)、ワイン(グラス600円、ボトル3000円~)、焼酎(500円~)と、幅広いラインナップとなっている。

名物「熟成厚切り牛たん焼き」。牛たんの中でも柔らかい“上”と“中”の部位を使用。塩でシンプルに味付けし、自家製牛たん味噌を添えて提供する

「あて盛り5種」。写真は「エリンギ南蛮」「空心菜のコブ〆」「のど軟骨とネギのスタミナ味噌焼き」「ミニトマトと冬瓜の和風マリネ」「蟹みそスパサラ」
店舗データ
店名 | たん焼きと小皿 |
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住所 | 東京都杉並区高円寺北2-10-7 ヴィラグリーン 1F B号室 |
アクセス | 高円寺駅北口から徒歩2分 |
電話 | 03-5356-8200 |
営業時間 | 16:00~22:00(LO 料理21:00、ドリンク21:30) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 10.7坪22席 |
客単価 | 5200円 |
オープン日 | 2025年8月17日 |
関連リンク | たん焼きと小皿(Instagram) |
関連リンク | 野方 たん純(記事) |