創業18年、無借金経営を貫くもコロナを経て攻めの経営に転じる！札幌gcompanyの旗艦ブランド東京進出、「ニューイタメシ酒場grazie（グラッツェ）渋谷センター街店」が開業

次なる出店は新宿、日本橋など都心部で直営を出店し、その後、FCで地方へ

同店がオープンしたのは渋谷の宇田川町、人通りの多いセンター街付近だが、雑居ビルの４階で完全に目的来店型の立地だ。「この業態のFC展開も視野に入れていますが、空中階で繁盛させてどんな立地でもいける強い業態にしたい」と佐々木氏。メインターゲットは20～35歳ほど、想定単価は3500円。「実際には4000円ほどに上振れしているので調整したいですね。お会計を見て『想像より安い！』と印象を持ってもらえることが繁盛の要だと思っています。客層に関してもおしゃれな女性やカップルが多いのですが、『酒場』ですのでもう少し気軽な雰囲気で、男性同士でも入れるような店にしていきたい」とも話す。

次なる出店は新宿、その後は日本橋や東京駅などビジネス立地も狙う。主に一都三県や大阪で直営店を出店してブラッシュアップを重ね、その後、地方にFC店で広げていきたい考えだ。同時に、やはりFC展開を視野に入れたビストロ業態も構想中だという。「目指すのは“個人店顔”したチェーン店。人のぬくもりや手づくり感を残しながら、『安くていい店』として拡大していけたら」と佐々木氏。

ビル4階、エレベーターで入店する隠れ家立地。内装やブランディングを手掛けたNEWは、ほかエー・ピーカンパニーの「裏の山の木の子」などを手掛けるデザイン会社

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