名古屋の飲食カルチャーを牽引する十七商店が東京進出！「CARAVAN（キャラバン）」が虎ノ門ヒルズに開業。1枚から注文可能なピザと50種のクラフトジン

2018年創業、名古屋で飲食店を5店舗。多くの店舗で坪月商60万円超え

その後、2020年2月、2店舗目として念願だった焼鳥店「炭火焼き鳥ブラザー」をオープン。直後にコロナ禍に見舞われるも、弁当販売などその時でやれることを行い乗り越えていく。さらに緊急事態宣言中の2021年6月、伏見のオフィス街にオープンした「CARAVAN」は、隠し扉から入るロケーションが話題となった。その後、栄のビル一棟を取得しリノベーション。そこで定食とコーヒーの店「伏見町POPEYE」や、ピラティススタジオをオープン。本社機能も同ビルに備える。2024年12月にオープンした「西山TAXI」は、伊奈氏の祖父がかつて営んでいた会社の名前を掲げ、焼鳥をはじめとした同社の得意アイテムを集めた居酒屋だ。いずれも人気店となり、例えば月商は「炭火焼き鳥ブラザー」は17坪で1100万円、「CARAVAN」は20坪で1100万円、「西山TAXI 」は20坪で1200万ほど。坪月商60万円になる店舗も多く抱え、名古屋での繁盛店グループとしての地位を確立している。

創業から７年でとんとん拍子に展開しているように見えるが「意外と地に足付いてます」と伊奈氏。出店に踏み切るのは人材が揃ってから。同社では現在32人の社員を抱える。東京進出について伊奈氏は「元スタッフが東京に就職することが多かった。東京にも店があればこれからも一緒に仕事ができると思ったからです」と話す。

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