浜松町に「Ortu（オルトゥ）」が開業。ダルマプロダクション新店、前菜が主役の「アンティパステリア」。肉やパスタ全盛のイタリアンに“軽さ”を打ち出す前菜で一石を投じる！

4000円の肉料理を頼むほどの気分じゃない…そんな時にぴったりなメニューも

主役の前菜は毎日15～18品を用意。店内のショーケースにずらりと並べており、そこから６～８種の盛り合わせ（1350円～）で提供。各前菜を小皿に盛り、席に設置してある専用台にディスプレイするなど見せ方にもこだわる。それ以外にも、冷菜や温菜の一品料理、パスタ、メインの肉や魚料理、デザートまで幅広くラインナップする。

例えば、しっかり肉料理も楽しめるように用意したのが「オッソブーコ サフランリゾット添え」（3980円）、仔牛スネ肉のミラノ風煮込み。一方で「一品4000円程度の肉料理を頼むほどの気分ではないが、ちょっと満足感のあるものがほしい」という利用シーンを思い浮かべて開発したのが「花悠豚のポルケッタ&ピアディーナ」（2400円）。薄切りにしたポルケッタと野菜の付け合わせをピアディーナ（薄焼きの生地）に挟んで食べる品だ。

45席と席数が多いだけあり、多様な利用シーンを想定し、幅広い客層を取り込むメニュー構成。ただし、料理はひねらず基本に忠実なイタリア料理をルールとしている。

前菜は少量ずつ多種類を小皿に盛り、専用台に乗せて提供。「前菜は肉料理やパスタと比べて影が薄いけど、イタリア郷土料理の基礎が全部詰まっていて腕の見せどころ」と古賀氏

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