ヘッドライン

坪月商70万円の「立呑みアーニー」の新店、「立呑みあらし」が池袋西口に開業。20代で独立した同級生コンビが手掛ける、海鮮と日本酒、関西流の陽気なもてなしが魅力の「今日も行きたくなる店」


“美味しい”よりも“面白い”が大事? 街の居場所となれる店を次は渋谷で!

池袋東口エリアで連日満席の「立呑みアーニー」の影響もあり、新店の認知も急速に拡大。オープン1か月、売上は想定以上の好調ぶりを見せた。2ヵ月目に入り、オープン景気は落ち着きつつあり「ここからが実力勝負ですね」と笑うが、手ごたえは上々のようだ。

客層は池袋近隣に住む40~60代が中心で、SNSをきっかけに訪れる若年層も増加。客単価は立呑み業態としては若干高めの3200円を維持しており、今後は月商800万円の達成を目標とする。

飲食業の経験はアルバイトのみの二人。20代半ばで脱サラし、現在31歳の彼らが順調に店舗運営を進められている理由を聞くと、その成功の鍵は「人」にあるという。田中氏は「その街の居場所になろうという意識をスタッフ全員が持っています。単なる飲食の場ではなく、『今日もあの場所に行きたい』と思ってもらえるよう、積極的なコミュニケーションにこだわっています。正直、“美味しい”よりも“面白い”のほうが僕らにとっては重要かもしれません」と語る。

今後の展望については「街の居場所となれる店を増やしていきたい」とし、渋谷への進出を視野に入れている。スタッフの増員を機に物件探しを本格化させる予定だ。勢いの止まらない二人の挑戦に、今後も注目が集まりそうだ。

代表取締役社長の田中湧也氏(右)と代表取締役副社長の小嶋凌氏(左)。取材時も関西弁混じりの軽快なトークで場を盛り上げてくれた。二人の絶妙な掛け合いからは、店づくりへの情熱と、訪れる客を楽しませたいという想いが伝わった

(取材=吉田真琴)

店舗データ

店名 立呑み あらし
住所 東京都豊島区池袋2-61-3 池袋アバックビル 1F

 >> GoogleMapで見る

アクセス 池袋駅から徒歩6分
電話 03-6907-0160
営業時間 月~金:17:00~24:00、土:14:00~24:00
定休日 日曜
坪数客数 11坪30人収容
客単価 3200円
運営会社 こびと企画株式会社
オープン日 2025年4月2日
関連リンク 立呑み あらし(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集