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てっぺん創業者・大嶋啓介氏が渋谷に「鮨てっぺん」をオープン。50歳からの新たな挑戦、世界を舞台に10年で100店舗、100人の経営者の輩出を目指す

4月9日、渋谷に「鮨てっぺん」がオープンした。手掛けるのは、居酒屋「てっぺん」の創業者の大嶋啓介氏。居酒屋甲子園の立ち上げや、「てっぺんの朝礼」で知られる大嶋氏。ここ数年は居酒屋の現役を退き、講演活動や教育事業に注力してきたが、この度、50歳を機に飲食店事業に復帰。世界展開を視野にすし店のプロジェクトを立ち上げた。1号店となる同店は、オープン前のクラウドファンディングで前代未聞の1億3000万円を集めるなど、早速話題に。なぜすし店を?今後の展開は?――大嶋氏に聞いた。


50歳を機に人生を振り返り、すしで新たな挑戦!MUGEN内山氏の影響も

大嶋啓介氏は2004年、居酒屋「てっぺん」を創業。チームビルディングの一環で営業前にスタッフ達が行う「公開朝礼」で話題となり、その手法を応用し教育分野でも活躍するようになった。また2006年には「居酒屋甲子園」を立ち上げ、居酒屋業界に多大な影響を与えたカリスマ的存在として知られている。

ここ数年は講演活動やスポーツチームの支援に関わる活動に注力していた大嶋氏。「それでも、やっぱり飲食店が好きなんです」と、現在51歳の今、再び飲食店の事業に舵を切った。「日々、講演で子どもたちに『人間の可能性は無限だ』と挑戦の大切さを説いていました。しかし、自分自身、心のどこかでまた飲食店をやりたいと思いつつなかなか踏み出せないでいることに気づいた」と話す。「50歳の誕生日を機に人生を振り返ると、30代は居酒屋業界の発展に人生をかけたものの、40代はリスクを取る行動をしていなかったと反省しました。50代はまた自分の可能性を信じて挑戦したい。自身でも国内外のすし店に行く機会も多く、日本のすしは世界で戦えると感じた。『てっぺん』卒業生である内山正宏(MUGEN代表)がすし店を展開していて、それにも刺激を受けましたね」とも。

こうして昨年より「鮨てっぺん」のプロジェクトを始動。世界展開を視野に、まずは国内に1号店のオープンを目指した。「てっぺん」時代の元スタッフですし店で修業中だった仲間に声をかけ、物件は「てっぺん」の店舗からも近い奥渋谷の新築ビル2階を契約。オープン前のクラウドファンディングでは前代未聞の1億3000万円の支援を集めた。

カウンター10席のメインフロア。「てっぺんらしさ」をイメージし、スタジオムーン金子氏がデザインを手掛けた空間

店舗データ

店名 鮨てっぺん
住所 東京都渋谷区宇田川町42-4 2F

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アクセス 渋谷駅から徒歩8分
電話 03-4400-8855
営業時間 16:00~22:00(完全予約制一斉スタート)
定休日 日水+不定休
坪数客数 17坪17席(メインフロア10席+個室5席)
客単価 1万8000円
オープン日 2025年4月9日
関連リンク 鮨てっぺん(HP)
関連リンク 鮨てっぺん(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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