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日吉に「ワイン酒場 サンカク」が開業。繁盛店「イザカヤエガチョ」、「飯酒トモエ」に続く3店舗目は日本ワインを中心に和の要素を散りばめたノンジャンル料理を打ち出し、さらなる店舗展開の土台に


和食の料理人が手がける、ワインに寄せつつ和の要素も取り込んだノンジャンル料理を手頃な価格で

チャレンジをテーマに掲げた「サンカク」のコンセプトは、江川氏がかねてから挑戦したいと考えていたワインと、和食の料理人・地曳氏が手がけるノンジャンル料理。また「日本のものを自分たちでもっと知ろう、広めていこうという原点回帰的な思いもありました」といい、食材や酒はできる限り国産にこだわった。

フードは江川氏がメニューの骨格を作り、地曳氏が形にした。「ノンジャンルだからといって、何をしてもいいわけではないし、ただ和の食材を使えばいいというわけでもない。メニュー開発で大切にしたのは、これまで学んできた料理に加え、精進料理や禅の要素。特に三徳六味の素材そのものの味を引き立てる“淡味”をかなり意識しました。苦労した部分もありますが、日本ワインを試飲した際に日本への深い敬意と情熱の素晴らしさを感じ、それらに引けを取らないようお酒やコンセプトに調和する料理を作りたいという思いがモチベーションになっていました」と地曳氏。

人気高いのは、数の子を混ぜ込んだポテトサラダにマグロを合わせた「マグロとポテトのいい関係」(790円)や、「手羽ゴルゴン」(1本490円)、「黒バイ貝山椒紹興酒煮」(690円)など。江川氏の後輩が営む宮崎の養鶏場から仕入れる新鮮な鶏レバーを低温調理した「オイリーな鶏レバー」(850円)や、茨城の弓野畜産から仕入れる無菌豚を使った「弓豚のひとくちボルケッタ」(2ヶ1190円)など、素材にこだわった品々も。

看板メニューとして打ち出すのは、「生ハムとニョッコフリット」(4ヶ690円)と、「弓豚のひとくちボルケッタ」、「フォアグラエッグ~サンカク仕立て~」(1890円)の3品。ほか、「サンカクのチーズ(ミモレット・パルミジャーノ・コンテ)」、「イベリコ豚のサラミ」などのワインに合わせたつまみ(各550円、4種盛り合わせ1690円)から、「牛ハツのレアカツ」(1,100円)や「穴子と海老のフリット」(1,290円)といった肉と魚から選べるメイン、店名にちなんで3種類のパスタ(スパゲッティー二・ペンネ・タリアテッレ)と3種類のソース(トマト・ジェノベーゼ・チーズクリーム)の組み合わせを楽しめるパスタ(2人前1190円~)まで、豊富な品ぞろえとなっている。

デザートは、同じく東急東横線の新丸子にある人気アイスクリーム店「BIG BABY ICE CREAM」から仕入れたアイスクリーム(各590円)。味を3種用意し、在庫がなくなるたびに仕入れる予定だという。

ドリンクには、生ビール「サントリー 東京クラフト」(650円)からサワー、ウイスキー、焼酎、ワイン、ソフトドリンクまで幅広いラインナップを用意。中でも、愛媛・しまなみエリアの農産物を販売する「わらしべ。」から仕入れるノーワックスの柑橘を使った「愛媛県産・岩城島直送 わらしべネーブルオレンジ」や、静岡県のコーヒーショップ「hugcoffee」から仕入れる茶葉を使った「静岡県産和紅茶」、「青森県産 サンふじ」をそれぞれ甲類焼酎に漬け込んで作った「自家製漬け込みサンカクサワー」(各650円)や、推しの日本ワイン(グラス850円~、ボトル4500円~)のラインナップに注目したい。日本ウイスキーも豊富に揃えており、価格帯を抑えた「スタンダード」(590円~)、アッパー層向けの「プレミアム」(1090円~)の2ラインに分けて提供する。

「生ハムとニョッコフリット」。生ハムの塩味を残すために透けない程度の厚さにスライスしているそう

「弓豚のひとくちボルケッタ」。豊かな自然の中、衛生的にのんびりと育てられた弓豚の豚バラ肉に香草を巻いて仕上げた、赤ワインに合う逸品

「フォアグラエッグ~サンカク仕立て~」。鰹と昆布と醤油の出汁で炊いたフォアグラと、トロトロに仕上げたスクランブルエッグをミモレットチーズで味わう逸品。和に近い味わいで日本ワインにも合う

店舗データ

店名 ワイン酒場 サンカク
住所 神奈川県横浜市港北区日吉2丁目2-16 マルシンビル第一 2F

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アクセス 日吉駅から徒歩1分
電話 045-594-6405
営業時間 17:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 15坪25席
客単価 6000~7000円
運営会社 マルエ株式会社
オープン日 2025年2月1日
関連リンク ワイン酒場 サンカク(Instagram)
関連リンク 飯酒トモエ(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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