「恵比寿 馬くろう」がオープン。卸直送の良質な馬肉をクリエイティブに昇華したアッパー居酒屋、馬肉居酒屋のパイオニア「馬喰ろう」が挑む。“馬肉2.0時代”到来！？

居酒屋二極化の中、単価7000円ミドルアッパーの馬肉居酒屋に挑戦！

今回の「恵比寿 馬くろう」は、以前まで同社が馬肉の小売店「Horse Meat Market BAKUROU」を運営していた場所。同社はその至近でも「馬喰ろう」を運営していたが、そちらが立ち退きによる閉店となったため、これを機に業態変更したという経緯だ。「『馬喰ろう』の認知も広がったことですし、同じことをやってもつまらない。また違った角度で馬肉の魅力を訴求する居酒屋に挑戦したかった」。そこで、吉利氏と加藤氏にプロデュースを依頼し、メニューから内装、オペレーションまで店づくり全般を監修した。「吉利君とは昔からの仲。彼らの視点を入れることで、自社ではできない新しい風を吹かせたかった。次々にヒット酒場をつくる彼らなら、今までにない馬肉の可能性を見出せると考えました」と話す。

目指すのはミドルアッパーの馬肉居酒屋だ。「馬喰ろう」が単価4500円なのに対し、今回は7000円に設定。「昨今、居酒屋は1000円台で楽しめる激安系か割烹に近い1万円弱のアッパー系か、二極化しているように感じます。しかし、アッパー系で馬肉をテーマにしているところはまだ少ないと考えました」と沢井氏。

店内はスケルトンに戻し大改装。U字のカウンターを中心にテーブル席を配置する

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