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内幸町に「博多メグスタ 日ゞ小路店」がオープン。博多の立ち飲み文化を牽引し、世界一を目指す「MEGUSTA」が東京初進出!

2月20日、内幸町に「博多メグスタ 日ゞ小路店」がオープンした。九州と東京の下町をテーマにした店舗が集結した商業ゾーン「日ゞ小路」の一角に店を構える。運営は、博多で人気の立ち飲みブランド「MEGUSTA」4店舗を展開するシンキングフォーで、同店が5店舗目。“立ち飲みで世界一を目指す”をモットーに掲げる同社にとって、その足掛かりとなる初の東京進出店だ。

日比谷国際ビル地下2階の商業ゾーン「日ゞ小路」の奥にて営業。“福岡にわか”を模したのれんや、店名のネオンサインが目立つ
店内は自然とコミュニケーションが生まれるコの字カウンター。店内には、福岡人にはおなじみのアイテムを散りばめた
東京店舗のみの新メニューのひとつ、「もつ鍋アヒージョ」。博多定番のもつ鍋をアヒージョにアレンジした。バゲット付き、追加バゲットは100円
周辺に焼酎をウリにした店が多いことから、同店では日本酒を看板に。福岡の地酒を中心に撮り揃え、1杯390円均一。レモンサワーや抹茶割りなども揃える
「MEGUSTA」といえば、ユニークな席札。「福岡市」「久留米市」など、グループごとに福岡県の市町村名が書かれた札があてがわれる
写真左から、代表の落水研仁氏、スタッフの片倉拓也氏、原 義一氏、小林ふみか氏。福岡から上京してきたスタッフを中心に運営する

博多・立ち飲み文化の立役者が、”世界一の立ち飲み”を目指して東京進出

内幸町駅、霞が関駅、虎ノ門駅に囲まれたビジネスエリアに立地する、日比谷国際ビル。その地下2階に開業したのが「日ゞ小路」。一歩一歩と街制作室が仕掛け人となり、九州発の7店舗と東京の下町をテーマにした3店舗、すべてコの字カウンターを中心にした屋台風の造りの計10店舗がひしめき合う商業ゾーンだ。その中でもひと際注目を集めているのが「博多メグスタ 日ゞ小路店」。博多で立ち飲み店「MEGUSTA」「NEO MEGUSTA」「HAKATA MEGUSTA」「SPICY MEGUSTA」の4店舗を展開するシンキングフォー(福岡県福岡市、代表取締役:落水研仁氏)の東京初出店となる。

代表の落水氏は、30歳でインテリア会社勤務から飲食業に。スペインの立ち飲み文化に魅了され、2011年にスペインバル「buena onda」(現在は休業)を開業し独立。以降、博多で立ち飲み文化の啓蒙に尽力してきた。「立ち飲みなのにおいしい、きれい、接客がちゃんとしている」と、従来のイメージを覆す店づくりが受け入れられ、今では博多を代表する立ち飲み店として知られている。

東京出店を決めた理由について、落水氏はこう話す。「僕らは“立ち飲みで世界一”を目指しています。そのためには、情報発信力の強い東京はいつか出店したいとずっとチャンスを探っていた。そんな折、九州の飲食業関係者の集まり『ICOO会』で今回の話があったんです。横丁という形態はチャレンジしてみたかったし、立ち飲み文化の強い新橋に近いことなどから出店を決めました」。

「MEGUSTA」を東京で再現。博多の魅力を存分にアピールする店づくり

博多で展開する「MEGUSTA」ブランドをそのまま東京で再現。既存店と同様に、クオリティの高いフード・ドリンクに、清潔感ある店内、フレンドリーな接客などを大切に、若年層や女性も入りやすいネオ立ち飲みを目指している。「新橋は立ち飲みの聖地ですが、昔ながらの赤提灯に男性サラリーマンが集まるようなお店が多い。それらには入りづらいと思っている人も気軽に飲めるお店にしていきたい」と落水氏。

商品コンセプトは「博多のうまか肴とうまか日本酒」。フードは、博多らしさ溢れる品が目白押しだ。既存店で1日100個は出るというダントツ人気の「鯖スモーク」(190円)をはじめ、「博多直送!生ごま鯖」(490円)、「博多炙り明太子」(390円)など「MEGSTA」名物がズラリ。東京店舗だけの独自メニューも多く、「もつ鍋アヒージョ」(490円)、レバーを火が通るギリギリの低温で調理し、生のような食感を表現した「ギリレバ」(390円)など。「九州では定番すぎてあえて出していなかった」という「厚切り雲仙ハムカツ」(390円)、福岡でおなじみの袋ラーメン「うまかっちゃん」(390円)のように、揚げ物や〆まで30品ほどが並ぶ。

ドリンクは日本酒がイチオシだ。「同じ『日ゞ小路』には鹿児島をテーマにしたお店が多いので、焼酎を看板に打ち出すことは避けました。日本酒好きのスタッフがいたことから、当店では福岡を中心に九州の地酒をウリにしています」。「田中六十五」「三井の寿」など、すべて1杯390円の均一価格だ。

もちろんそれ以外にも、「八女抹茶割り」(490円)、「自家製煮詰めレモンサワー」(490円)、日本酒を使った「博多山笠ハイボール」(430円)など定番ながらも博多カラーを感じさせるドリンクを取り揃えている。鯖に合うよう作られた日本酒「サバデシュ」(390円)、ごま焼酎の「ゴマ鯖専用焼酎」(700円)などユニークな銘酒も取りそろえる。

立ち飲みの価値はコミュニティ作り。海外も視野に、立ち飲み文化の啓蒙に邁進

「『日ゞ小路』は他の店舗も素敵なお店ばかり。新橋や有楽町に行かなくてもここで楽しめると思ってもらえる場所にしていきたいですね。施設の中で、当店は特に1人飲みや1杯だけのちょい飲みもしやすい店だと思うので、気軽に立ち寄ってほしい」と落水氏。

まだオープンから間もないが、早速、博多で磨き上げてきた同店のクオリティは東京でも受け入れられ、お客からは「美味しい!」と驚きの声が上がり評判は上々だという。「立ち飲みの価値とは、コミュニティをつくりだすこと。知らない人同士でも盛り上がるような空気を作っていきたい。それこそが僕らが提供できる最大の価値だと思っています」と話す。

今後もチャンスとタイミング次第では店舗の展開もやぶさかではないという。スタッフの意向を組みつつ、次の一手を進めていきたい考えだ。いつかは海外進出も目標のひとつに、特に落水氏が思い入れのあるスペイン進出を視野に入れ、変わらず立ち飲み文化の啓蒙に邁進していく。

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 博多メグスタ 日ゞ小路店
住所 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル B2F
アクセス 内幸町駅から徒歩2分
電話 050-5374-8461
営業時間 11:30~14:00、17:00~22:30 土曜のみ11:30~19:30
定休日 日曜、祝日
坪数客数 5坪30人
客単価 1800円
運営会社 株式会社シンキングフォー
オープン日 2020年2月20日
関連リンク 博多メグスタ 日ゞ小路店(FB)
関連リンク HAKATA MEGUSTA(フースタ九州・記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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